埃まみれのノートブック
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2002年03月18日(月) |
VirtualとRealの境界線はどこ? |
今日、知り合いとネットの中での人間関係について 色々と話していたら、改めて色々と考え込んでしまった。 何だか書きたい事があるけれど、今日の日記は上手く書けるか不安。
やっぱり、ネットの中ではみんなが自分自身を知らず知らずに美化 しているって本当かも知れない・・・。
それ以前に、ネットの中の人の何処までが本当で何処までが嘘なのか がよく分からない・・・。
こういう日記だって、作り話の日記が無いとは限らない。 (ちなみに私の日記はとても嘘なんて書けるような素敵なものじゃなく 全て真実です。)
メール交換とか、掲示板だってそう。 文章だけのやり取りで上手く行っていても、それは飽く間で スクリーンの中だけであって、現実に「友達」だとは言えないんだよね。
ネットなんて、所詮バーチャルな世界だと言う人もいます。 それは確かにそうかも知れない。
私はバーチャルを越えて、「現実」でメールフレンドと会った ことがあります。 その人とは本当に仲が良くて、その頃は「一生の親友を見つけた」 って思ってた。 毎日が楽しかった。彼女とは全て波長が合って、本当に本当に 最高の友達だった。そう、ネットの上では。
でも、、、 ネットの顔と実際の顔が違う人がいる、っていうのは本当だった。
会ったその日に、私たちの「友情」は終わった。 彼女はメールとは全然違う人だった。 文章だけなら、幾らでも良く見せられるってことがよく分かった。 あたたかい人だと思っていたのに、全然違った。 余りにも下らないことで一人で怒りまくり、私だけじゃなく別の 方にもとても酷いことをした。
信じられなかった。何もかも。
完全に立ち直るまでに一年以上も掛かった。 私は「バーチャル」の彼女に依存していたのだと思う。 現実を顧みずに。
その後も、メールではうまく行っていた人と会ったけれど、 その人もメールとは全然違う人だった。
私はこうして「バーチャル」の人たちと会うことは 二度としないと決めた。 何もかもが信じられなくなった。
けれど、全ての人が「バーチャル」だなんて思わない。思いたくない。 バーチャルの向こうには、必ず何らかの「リアル」がある。 スクリーンの向こうには、生身の人間が居る。 だからまだ私は、画面の向こうの人たちを全て遠ざけることは できない。
何処までがリアルか、なんて私にはわからないけれど。 少なくとも今、私に優しくしてくれるあたたかくて 素敵なたちのことは信じたい・・・。
もう裏切りは沢山。
ほんの少しでも、誰かを信じる気持ちを残させて。 何もかも信じられなくなったら私はお終いだから。
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