埃まみれのノートブック
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2002年04月15日(月) Farewell.

またしても、私の数少ない信頼できる、大好きな人が
遠くに行ってしまうことを知った。

彼女にはもう、五年くらいお世話になっていた。
とても素敵な人で、こんな地方に居るのは確かに勿体無い
くらいだったから、今回の転勤も頷ける・・・でも、すごく寂しい。

前にも多分書いたけれど、
私の好きな人はみーんな遠くに行ってしまうんだ。
人が怖くて、あまり信頼できる人が居ないというのに・・。

幾ら好きでも、信頼してても、ずっと近くに居られる訳は
無いんだよね。
出逢いがあれば必ず別れはあるから。
でもいちいち先の別れの事まで考えて、誰かと付き合うのは
悲しいし、きっとそんな人はそんなに多くはいないよね。

だから、悲しいんだ。
別れは予期しない時にやって来る。

いつだったか、私が自分のことを嫌いだと言ったら、
彼女は「そう?私はあなたのこと好きだけどなぁ」って言ってくれて。
何だかそれがすごく嬉しかった。

彼女も色々と辛い過去があったらしいのに、そんなものは
どこかに仕舞って、いつも前向きで明るくて、でも気配りも
出来て優しくて、ウジウジしてる私とは正反対。
私も彼女みたいになりたかった・・。

時間は掛かっても、きっと彼女のように
重い荷物を降ろして、前に歩いていけたらいいな・・。


Ira

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