2001年07月29日(日) |
ビールの飲めるしあわせ |
お恥ずかしい事に、若年性の痛風が発病した。といっても実は5月の末。 今ストレスと不規則な生活で30代で発病する人が多いとか。 ちぇっ、また流行の先端に乗ってしまったか。さすが!やるなぁ!などと感心している場合ではない…らしい。
この痛風、血液の中の尿酸が引き起こす病気で昔は贅沢病などと言われていた。 贅沢なんぞとは、縁のない暮らしをしていたのに、私ですらかかれるのだから、今の贅沢は、地に落ちたものである。
この痛み、発症した時は、歩けないほど痛い。3歩歩いてはウギャーとうなり、5歩歩いては、うへへへっとしゃがみこみ、階段を上がるときは、ジェイソンに襲われた上に、ダミアンに投げキッスでもされたのかというような、悲鳴を階段一杯に轟かせながら、自力で病院へ行った。
こんな思いでたどり着いた病院では、担当の医者が居なくて、とりあえずという事で、ステロイド系の痛み止めを注射された。ステロイド系?大丈夫かよぉ。 「この注射したら、とりあえず痛みは一旦消えて歩けると思いますが、無理に歩かないで下さいね」 代わりの医者がいう言葉に、「この痛みさえ引けば何でもいいですよ」と思って安堵した。 だがしかーし、 1時間経っても痛みはいっこうに治まらない。医者のうそつき!まったく仕事どころか飯さえ食いたくなかった。 (お陰で1か月で3キロ体重が減った。)
ところで、この尿酸、ビールとめっぽう相性が悪いらしい。 なんでも、プリン体とかいう物質が、多く含まれるものはダメなんだそうで、アルコールの中でも、ビールは、ダントツにこの、プリン体が多いのだ。 発症した時は、まださわやかな季節だったこともあるし、何よりも相当痛かった(この後結局3週間痛みは完全に引かなかった)ので、あまり気にならなかったのだが。
いったい何食ったらあんなに一生懸命、この暑いのに鳴けるのだうという感じの、アブラゼミの鳴く季節になると、 ピールが飲めんこと!これは、サラリーマンオヤジにとっては、死活問題なんだと実感してきた。
そして禁酒から2か月、ガマンも頂点に達し、ついに中ジョッキを飲み干した。
大人だってうまいんだもーん、飲んだら、こういっちゃうよ♪〜 「クウーーーーっ!」
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