月のあかりだけで、海がエメラルドに透き通っているのが分かる。
歩いて1周10分の小さな島
どこかで生まれた風が休むことなく、やさしく吹く。
遠い昔からずっと吹かれていたような、そんな忘れてしまった匂いを含んだ風。
いつか同じ風が心にも吹いていたような気がして、思わず空を見上げる。
何度来てもこの島たちは、ここにいる私の方が本当で、街にいる自分が幻だとさえ感じさせてくれる
この世で一番好きな海で、357日分の時間を削ぎ落として、何もしない贅沢な時間を過ごそう。
ぼんやりとエメラルドとマリンブルーのクロスする海を眺め、風と話し、水の中で魚たちと遊び、サンゴの美しさに
ため息を漏らす
というわけで、行ってきまーす!!。
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