2001年09月10日(月) |
旅日記 真中の肘掛は誰のもの? |
飛行機にかぎらず、新幹線などもそうなんですが。 3席続き、2席つづきのシートの真中の肘掛。 この肘掛をめぐる攻防。 当然、両方の肘掛に肘をかたほうが楽に決まっている。 だけど、仲の良い人と乗っても、「こっちの肘かけに肘かけてもいい?」なんてめったに聞かないですよね。
ましてや、知らない人と同時に、一緒に乗ったとき(これが普通)の場合、最初に勝負が決まる。 最初に自分が掛けるか、取られるか。 こんなこと普通意識して乗らないので、私はいつも負けている。 途中で窮屈になって肘掛の存在に気づいた時は、勝負はすでに決まっているのだ。
1時間ごとに交代しましょうか?こんなこと言ってくる人も、言い出す人もまずいない。
これが飛行機などの長時間乗らなければならない場合、ましてや、となりが体の大きな外国人だったりしたら、 最悪です。
一度取られた肘掛を取り直す場合におけるチャンス状況。
その1(初級レベル) 相手がトイレに立つ時
その2(初級レベル) 自分と反対側に倒れて寝てしまったとき。
その3(中級レベル) 相手がスッチーや、販売者と話をしている時。
その4(上級レベル) 寝たふりをして、相手側によりかかり、相手が嫌がって体勢を整えようとする一瞬の早業 ただし、相手が踏ん張ってささえてあげようとする優しい方だったら不向き。
その5(達人レベル) 相手が座りなおす一瞬。
それまでずっと肘掛を使っていた相手は、無意識のうちに、すぐにまた、同じ体勢に戻ろうとして、こちらの肘の上に、肘を置いてこようとして、肘が一度はぶつかります。 そして相手がハッとするのが分かっても、ここでひるんではいけません。 そしらぬ顔で、まっすぐ前を見ていましょう。これが正しい肘掛攻防戦です。 そして、自分がトイレに立って帰ってきたときは、真中の肘掛はないものと認識すべし。 それにしてもとなりの外人さん。酸っぱくさいんですけど…。
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