とあるパーティに出席した時のこと。 中国からの交換留学生で、春麗(仮名)ちゃんという可愛い子がいた。 どういう訳か、みんなが誘え誘えという。パーティの後、一緒に飲みに行こう!というのだ。 なぜか、いつもこういう役目が回ってくる。 あんまり言うので、仕方なく誘ってみることに、させて頂きました。
わが社の社長婦人と楽しそうにしている春麗ちゃんの所へ、のこのこ行き、なんとなく世間話。 社長婦人とも談笑しながら、何気に、あくまで何気に誘ってみました。 「この後予定ありますかぁ?良かったらみんなで飲みにいきませんか?」 もうこの年になってくるとストレート直球勝負。
「BJじいや、いつもそんなことやってるんだよ」と春麗ちゃんに言う社長婦人。(やってないですってば)
彼女、上手な日本語で、優しそうな笑顔でこう答えてくれた。
「ゴメンナサイ、ちょっと、今日、あばら骨が折れてるのです。だから、今夜は帰ります。」
「……! (-'''-;)」
…!!そっ、そっ、そこまで言わなくても…。そんなにイヤ?(笑) おもわず大笑いしてしまいました。
この経過を悪同僚たちに報告すると、みんなも大笑いしやがる。
…そんなにイヤなんだ! …嫌われたねえ! …すごい断り文句だ!
どいつもこいつも悪態をつく、まったく勝手な連中(笑) おまえらが誘えって言ったんでしょ。
しばらくして、社長婦人がやってきて言われました。 「BJじい、残念だったね。でもあの子、ホントにあばら骨折れてるんだよ。」
!!あれまぁ。そうだったんですか。てっきり究極の断り文句だと思いました。 帰りがけに笑顔で手作りの名刺をくれた春麗ちゃん。また機会があったら飲もうね。(^^;)
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