地元の消防団に入隊させられてはや9年。 そんな年じゃないのに、ここの自治組織というのは、変わっている。 毎月、第1土曜日が出動日になっている。ただいま団員は85名ほどだが3分の1は私のような幽霊団員(笑)。 サラリーマンにはなかなか勤まるものではない。 その土曜日の警戒は用具点検と広報。約1時間と少し。 「こちらは○○消防団です。ただいま定例の巡回を行っております。おやすみ前には…」って昔で言う「火の用心マッチ一本…」のようなもの。
で、その定例の出動は勘弁してもらえても、必ず出ないと行けない行事が、市長の観閲式(2年に一度)と、この年末特別警戒。 もちろん火事の時は出動しないとマズイのですが、これがなかなか車両火災とか、川の土手か燃えてるとかそういうのが多くて、行くと大概は消えたあと。 家の火災にはまだ2度しか出たことが無い。家屋以外の火災時にあと3回くらいは出たのだろうか?だいたい火災というのは、長く休みの無かった月とかの、今日は休みだ!って日の午後や、飲んで帰ってきた日の深夜から明け方という時間帯ばかりを狙って発生するんだからイヤになる。 まあ出なくてもいいという状況が一番いいんだという事には違いないですが。
この前なんか、サイレン鳴って、まあどうせ管内じゃないだろうと思っていたら、すぐ地元の工場から出火したらしい。消防活動服に着替える前に消えるだろうくらいに思っていたら、どんどんサイレンを鳴らした消防車はくるは、挙句ヘリコプターまで来ていて、気づいた時はすでに、今更出動できないぞ状態になっていた(苦笑)。 大体こんな調子で1年のうち出動する日は、大体6日くらいではないだろうか。 春と秋の全国火災予防週間の広報に一日づつ、夏の地元の盆おどりの警備に一日、2月の火災共済の集金に2日と、あとはこの年末特別警戒の時期だけ(苦笑)。 ごくたまに定例の広報にも出るけど…。 ってこの日記かいてたら、広報の声が消防車とともにやってきた。
あさってと30日は出るからね(苦笑)。
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