さてどこまで書いたんだっけ?
実はこの男の幽霊が、前から私についていた女の子の幽霊を刺した張本人だった、というところまで書きました。
あれからもこの夢は、一晩の中に短く登場します。
このひ弱で人のよさそうな男の幽霊、いつもデパートの売り場で寝ている彼。 その風体からは想像もつかない行為だが‥。
私は女の子の幽霊の方から、この驚愕の事実を知らされたんだが、それがなぜかメールで知らせてきたのだ。 おいおい、あんた幽霊のクセに携帯もっとんのか?ってか、なんで俺のアドレス知っているの? だいたい、いつもジメーってして来るくらい傍に張り付いてんだから直接言えばいいじゃん!と思いつつ、なぜかそのメールにレス書いてる私。 「どうする?直接話す?」とか打ってる。 どこまでも人のよいふりをしている私(笑)。彼の方はいたって笑顔。 あのなぁ、そもそもお前がこの子刺したから、この子幽霊になっちゃってなぜか知らんけど、俺にくっついてんじゃないか! 問いただしても笑ってるだけ。 「なんで刺したの?」確信に迫ろうとしたら突然、 ここで急に場面が変わって、どこかの踏み切りの傍。 女の子の幽霊はなぜか居ない。 男の方は、空中を漂ってくっついてきてる。 ためしに通行人に「すみませんあの空飛んでる人が見えますか?」と聞いてみたら、あっさり「ああっ飛んでるねえ」と言う。 やっぱあの幽霊も見えるんだ。 というか、一般通行人も、なぜ人が飛んでるのに不思議に思わないの? この世界はどうなっているんだぁ!と頭を抱える私。 そこへ遮断機の音、いきなり列車にはねられそうになってる私。
もうここまで来ると支離滅裂。電車か通り過ぎたら、問題の二人の幽霊がなぜか仲良く寄り添ってる。 あのなぁ。
また、祈祷師のところへ相談にいく私。 すみません。この二人の幽霊そろそろ私から、引き離してもらえませんか?
祈祷師いわく、「たぶん出来ないと思いますが、念の為にもう一度だけお祈りをして見ましょう。」 敬虔な信者に早代わりして、膝まづく私。 みると私の隣で二人も祈りを捧げている。 ‥‥お前らのことじゃ!大声で叫んだ時、祈祷師が静かに私に言った。 「すみません。もう一人増えてしまいました」 「‥‥!」 恐る恐る振り返る私。そこには、中世ヨーロッパ時代の鎧のようなものを着た小太りの騎士の霊が、口ひげを蓄えて笑ってる。 まるでグラディエーターか、なにか映画の中に出てくるような人だなあと暢気に見つめている私。 この中世カブレ幽霊から「これ私の携帯だから!」 さっそく携帯の番号を教えてもらってる私。 だからメモリーに登録するな!っての!と夢の中の自分に語りかけている私。 ついにこの3人にのしかかられて、うめきながら目が覚めた。 結構苦しい‥かな。 この夢どう分析したらいいんだろう?
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