umityanの日記
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2002年01月23日(水) 雪よ、今日は有難う。

雪よ!!今日はありがとう。
at 2002 01/23 11:20 編集

新年会が明けて一晩眠ると、そこは雪国だった。何かの本にあったような文句。いやあああ、今朝、起きてみると見事な雪景色だ。思えば昨夜、そんな予感がしていた。久しぶりに、綿雪と言うか、ボタン雪というか、美しい光景にうっとり。昔は、こういう風景をよく見、よく遊んたものだ。「雪やコンコン、あられやコンコン」。手にしもやけを作って、外ではしゃいだ。何故か、しもやけがなつかしい。指が赤くはれて、押すと、おお、痛しである。いたずらで、弟の指を「指パッチン」すると、ワンワン泣かれて、母から大目玉。それほど高くもない鼻の頭もまっかっか。「天狗の鼻みたい」とからかわれた。最近、雪と戯れ、遊んでいる子供の姿を見なくなった。世の中が豊かになり、寒い外で遊ばなくても、温かい部屋でゲームに興じたり、テレビでもみていれば、雪なんて、山ほどにも見れるから便利だ。小さいころ経験したことが懐かしく思える。こういう郷愁を抱くと、「歳をとった証拠よ」と言われる。「なんのその。僕はいまだに青年で、絶好調」とお返しだ。
おっと、この忙しい睦月の時期に、郷愁に浸っている場合ではない。小山ほどにたまった仕事を整理しなくてはいけなかった。
部屋の窓から雪を眺めて仕事ができるなんて最高だ。「雪よ、今日はありがとさん」だ。さあ、午後からは雪が舞う娑婆世界へ出勤だ。


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