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umityanの日記 DiaryINDEX|past|will
早いもので、一月も明日を残すばかり。最近、スランプ気味で日記を書く気にならないでいたが、昨日の政界のニュースをみたら一言、書きたくなった。政界は外務大臣や、次官の更迭とかで揺れに揺れている。アフガンの復興支援会議に参加が拒否されたNGOをめぐってのトラブルである。詳細はよく分からないが、ボランティア活動で、幾多の功績を挙げてきた団体を、批判的発言をしたと言うだけで、会議から締め出すと言うのは、了見が狭いと言うべきではないだろうか。批判的意見のなかにこそ、参考にすべき、多くの果実があるかもしれないではないか。貴重な立法機関が、「言った」、「言わない」で、子供じみた水掛け論をやっている姿は、なぜか情けない気がした。田中真紀子大臣は、言葉の使い方が下手かもしれないが、正しいことを、勇気を持ってやろうとしているように思える。その言動に偽りはないだろう。ただ、あまりにも、真紀子いじめが激しくてかわいそうである。世の中から「いじめ」をなくそうと叫んでいる政治家、自らがいじめをやっているように見える姿は、あまりにおこがましい。情けないかな。行政も、正しいことをやろうとしても、古い慣習や、前例で、押し通されたり、上から圧力をかけられると、非力なもので、すぐ屈してしまう。長いものには巻かれろの心境だろう。確かに、生き残ろうと思えば、それも処世術だろうが、国民のたずなをとっている先生諸氏や、行政が、襟裳を正さなかったら、大橋巨泉氏が言ったように、日本丸の行く末は危ない。昨今、失業率が5.6パーセントになり、更に追い討ちをかけるように、消費税免税点の見直し、社会保険の3割負担、給料所得者で65歳以上の人も、年金をかける、ペイオフの実施、周りをみまわすと、支出増や不安をあおる案件ばかりだ。おそらく、こういう状態では景気の回復は今年も、来年も望めないだろう。なぜなら、消費が依然として冷え込むばかりであるからだ。企業は生き残り策として、大型合併、合併を繰り返し、中小の事業者は置いてきぼり。いずれ、業界が大きく再編されるだろう。周りには、小さな店舗は見当たらない。あの、駄菓子屋はどこへ行ってしまったのか、と言うことになる。しまいには、IT化ではみ出した高齢者や失業者が巷にあふれ、社会は混乱するに違いない。要は、文明の利器を当てにせず、大昔の原始時代に戻ったような自給自足の生活をしたほうが、金もかからずいいかもしれない。ただ、戻るべき原始の森も見当たらないのが現状。これから先、人類は、特に日本人、われわれはどこに向かって生きていけばよいのだろう。朝から、ふーーーっと考えてしまった。
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