umityanの日記
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| 2002年02月01日(金) |
おいしい般若湯はいかが? |
早、二月。後11ヶ月でまた正月だ。いまから待ち遠しくて仕方がない。僕は年末から正月を迎える頃が何故か好きである。人生のきりかえができるからかも知れない。どっぷりと体に染み付いた穢れを、除夜の鐘とともに払拭し、「我がもろもろの罪をお許しください」と、ひたすら懺悔する。かくして新鮮な細胞を持った肉体とともに新年を迎え、人生を謳歌したいではないか。・・・・・・。「わおーーーっつ」。 それはそうと、一月が過ぎた今、世の中が面白く感じられない。右を向いても左を向いても、暗い話ばかりだ。世の中全体が、ピリピリしていて、笑顔がない。覇気がない。皆、我が生きることで精一杯なのかもしれない。高度成長の時代がとっくに去り、超ウルトラ不景気の時代をまっしぐら進んでいる日本。明日はわが身がリストラ、企業倒産の憂き目を見るかもしれない。笑って、のほほんとしている暇など、とても、もてないのが現実だ。そういえば、僕自信も、のほほんと、般若湯でうつつを抜かす機会がかなり減ってきた。昔は知恵の水が悪魔の水にたびたび変化し、口がよく滑り、人生が面白くて絶好調だった。今は、無口で、おりこうさんの僕になっている。世の中が暗いと、僕の心まで湿っぽくなってしまい、般若湯がおいしくないのだ。こう言っても誰も信じてくれそうにないので、般若湯の話は止めておこう。 そうそう、あるメル友さんが、「あなたは今、恋していますか」と聞いてきたことがある。ぼくはすかさず答えた。「もちろんです。僕から恋をとったら何がのこるでしょう。生ける屍と一緒じゃないですか。メル友さん、あなたも僕のキューピットの一人なんですよ」と。メル友さんが書いていた最後の言葉が「ざくっ」と僕の心に刺さった。「風邪がはやっているので、気をつけてくださいな。特にトラになったときはね」。うんんん、「トラ」ねえーーーー。最近「トラ」にはなりませんよ。せいぜい、三毛猫程度でしょうか? あああ、また、おいしい般若湯が飲みたいなあーー。
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