umityanの日記
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| 2002年02月12日(火) |
里谷多英さん、おめでとう |
ソルトレーク冬季オリンピックで里谷多英さんがフリースタイル女子モーグルで銅メダルを獲得した。心からおめでとうと言いたい。長野五輪では金メダルだったから、二大会連続のメダル獲得である。二人三脚で歩んできた父親を亡くし、スランプもあったが、めげず、黙々と精進してきた姿には本当に心を打たれた。また、あっけらかんとしたしゃべりと笑顔がじつにかわいい。彼女の飾らない素朴な姿は好感度120パーセントだ。ここで、勝利の雄たけびを。狼の遠吠えではないが、「わおーーーーー」。もう一発。「わおーーーっつ」。 モーグルという競技があることを僕が知ったのは長野五輪の時が初めてであった。雪の障害物、まるでらくだの背中のこぶみたいな、でこぼこの斜面を巧みにスキーを操り滑る。断崖絶壁にさしかかると、華麗にジャンプして、腰を二・三回、横に振り、さらにスキー靴をはいた両足を180度になるくらいに開脚して着地する。いやあああ、まるで、空を飛ぶ芸術作品といったところである。モーグルという言葉を聴いたとき連想したものは「モグラ」であった。ゲームで「もぐらたたき」というのがあるが、まさにそれである。モグラが頭を出したところが雪のでこぼこ。そこをスキーが頭をたたくように滑る。次から次へとモグラの頭をたたきながら滑る。面白い競技だと思った。見るものにとっては、こんな風に簡単に言えるが、実際は相当に高いレベルの技術が必要なのだろう。里谷さんにニックネームをつけた。「モグラーちゃん」なんてどうだろう?いつまでも、里谷スマイルで世界を魅了し、がんばって欲しいと思う。
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