umityanの日記
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2002年04月23日(火) 友人の初給料と細君

友人の初給料と細君
at 2002 04/23 11:49 編集

最近、忙しくて日記をサボっていた。というより、心のどきどきがなかったことが、書けなかったことの原因だろう。そういえば、近郊の都会に就職した友人が初めての給料をもらったそうな。思わずびっくり。あまりの安さに涙がちょんぎれんばかりだったそうな。中国人の細君に給料明細を見せたものか否か、僕に電話で聞いてきた。「なんというくだらないことを僕に聞くんだ」と言ってやりたかったが、本人はいたって真剣な様子だったので、「そりゃ、見せたがいいよ。生活が厳しいということが分かれば、細君もひとはだも、ふたはだも脱いで頑張るに違いないよ」と。「そうだな」と友人も納得した様子。いやあ、それにしても、、彼の細君は美人で、頭が良い。彼にはもったいないような人である。負けず嫌いで決して人にへりくだらず、辛抱強い。反面、やさしいところがあり、親しくなれば徹底的に人によくする。彼女は今年の正月から三ヶ月も里帰りしていて、四月の初めにやっと帰ってきた。彼も首を長くして待っていたわけで嬉しさもひとしお。就職が故郷から離れた近郊都市に決まったと事前に連絡してあったので、彼女は別に驚きもしなかった。アパート暮らしとなればお金もかかるし、大変だ。それでも、細君は夫君と違って意に介した様子もなく、淡々とせっせっと生きている。いやあ大物だ。良く分からないが、広い了見を持っているようだ。何かの本で読んだことがあるが、島国の日本人は農耕民族、大陸の中国人は騎馬民族。農耕民族の目は「どろーーーん」として、輝きがなく、騎馬民族の目は「ぎらぎら」と輝いている。単一民族で、海に囲まれていれば、異民族から侵略される危険は少なかったが、大陸は陸続きでえあるため、いつも侵略と戦争の危険にさらされていた。目が輝き、辛抱強く、了見がひろいのもうなずける。日曜日は里帰りしていたので、電車で帰る前に、三人で焼き鳥を食って、よもや話に花を咲かせた。彼には、最後の手段と言っては悪いが、農業がある。実家を継いで、中国人の細君と頑張れば、道は開けるだろう。ただ、ひたすら二人力をあわせて生きるのみだ。


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