umityanの日記
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| 2002年05月01日(水) |
風薫る五月は僕の季節 |
風薫る五月は僕の季節 at 2002 05/01 10:48 編集
風薫る五月になった。なんとなく五月のイメージは好きである。鯉のぼりが空高く舞い、小川のせせらぎも、みずみずしく新鮮。青葉、若葉は乙女の香りでいっぱいだ。胸いっぱい吸い込むと、香りが強烈で、「ゴホン、ゴホン」と咳き込んでしまいそう。やがて、そこに五月雨(これは六月だったか?)が降り注ぎ、しっとりと潤いをあたえるようになる。そんな頃、僕は小川に我が顔を映して、「いやああ、俺もまだ捨てたものではないな。顔がみずみずしく美男子じゃあないか」と人知れず言ってみたい衝動にかられる。まさにこれが生きているという実感かもしれない。確かに、この時期には肌がしっとりとして潤いがでてくるのだ。誰かが言っているようだ。「そこまで、ナルシストになれるって、あなたも相当のおめでたさんね」って。まあ、誰も傷つかないならそれもいいだろう。ただ、五月と言っても、良いことばかりではない。五月の空は変わりやすく、人の心も移ろいやすい。五月の憂鬱が心を悩ますからだ。体が新陳代謝すると同時に、心も新陳代謝するが、四月まで引きずってきた心が、急激な代謝に順応できないでいる。これが五月の憂鬱というものかもしれない。部屋の中にこもっていては、ため息ばかり。この解消には、よく体を動かすことが最高の良薬のように思える。日ごろやったことがない掃除とか雑草刈りなんかいいだろう。僕のところに来ていただければ、雑草があまたと、あなたを待っていまーーーーーす。連休はまだ続いていまーーーーーす。「それ、どういう意味?、連休に雑草刈りをしなさいって言うこと?」と怒られそうだ。一人でぼちぼちやるか。
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