umityanの日記
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2002年06月30日(日) 六月最後の雨

六月最後の雨
at 2002 06/30 11:45 編集

六月最後の雨がしとしとと降っている。梅雨の時期とはいえ、僕は六月の雨が好きである。何故なんだろう?と真剣に考えたことはない。ただ、湿気はあるものの、冷たく、ひんやりとした雨は、みずみずしく、新鮮で、他の時期とは違った躍動感や生命力を感じさせてくれるのだ。もし、雨に不純物が含まれていないならば、思い切り、顔や全身を雨に打たせ、体をリフレッシュしたいと思うのだが。悲しいかな。今、そんなことをすると、変人としてのレッテルをはられてしまいかねない。結局、風呂場や海水浴でシャワーを浴びるのが関の山といったところか。「いと、悲し」である。
この時期の田園風景もまた、独特な光景を見せてくれるので楽しい。田んぼにはられた水面を雨がたたき、そのしずくが跳ねる。はねるしずくの姿がとても面白いのだ。小さな水溜りならば、小さな領域のはねだが、田んぼとなると、広大な水面を雨が「バシャバシャ」、また、ある時は、「ピチャピチャ」とたたき、四方八方にしずくが飛ぶ。太陽の光線が当たれば、虹が生まれる。まさに自然が生み出した芸術作品って感じである。コーヒーでもすすりながら、こんな光景を窓越しに眺めていると、時間の経つのも忘れてしまうことがある。今日はそんな日である。雨が上がれば、田園を横目に、昨日買ったナギナタの切れ味をためしてみたい衝動にかられている。どうなることやら。


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