umityanの日記
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| 2002年08月05日(月) |
友からの暑中見舞い状。 |
友からの暑中見舞い状。 at 2002 08/05 13:53 編集
最近、暑中見舞い状を、めっきり書かなくなった。ネットのフレンドには動画付き原稿が無料サービスで提供されているので、それを利用して出している。メルアドを入れれば、即完成。パッと送信ボタンを押すと、「はいーー。一件終わり」で、すごく簡単だ。なんだか味気ない。もちろん、それなりのメッセージは入れ込むが、概ね形式と美辞麗句に走りやすい。忙しい現代社会では、それでも十分なのかもしれないが、なんとなく物足りなさを感じる。「文句ばかり言っていないで、あなたはいつも直筆の手紙やはがきを書いたらいいじゃない?」と言う声がきこえそうだ。あにはからんや、僕自身も、おおかたネットメールで済ませているから始末に悪い。大それたことは言えないなあ・・・・。 ところが、先日、大学時代の友人から葉書が届いた。昨年、母を亡くして、今年が一周忌で、こちらに来たそうだ。昨年は僕や他の友人達と一献かたむけたので、今年も電話があるだろうと、ひそかに期待していたが、とんぼ帰りだったそうだ。中間管理職は公私にわたって忙しすぎるようだ。残念だったが次の機会もある。その彼もネットをやっていて、以前メールの交換等やったことがあるが、今回はネットメールではなくて、涼しげな金魚の絵がはいった葉書で、暑中見舞いと、残念ながら会えなかった旨を伝えてくれたのである。なんだかとても嬉しく、すがすがしい気持ちになって、僕も先ほど筆ペンを用いて返事を書いた。そういえば、直筆も久しぶりで、どことなく字が下手になったようだ。その点、友の字はみごとである。学生時代からうまかったので、今更褒めることでもないが、ただただ感心する。字のうまさとは関係ないが、彼の、「何事も労をいとわず、一歩から」という気持ちが心にしみた。僕も見習わなければいけない。今日は朝から、すがすがしいスタートがきれた。「今日もがんばるでえーーーーー。見ててやーーーーーー」。
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