umityanの日記
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| 2002年09月07日(土) |
来るべき秋をいかに乗りこなすか? |
来るべき秋をいかに乗りこなすか? at 2002 09/07 10:31 編集
秋街道を時がまっしぐら進んでいる。汗濃い僕にとっては、今からの季節は大歓迎だ。自然界はそろそろ冬支度を始めようかという季節だが、僕にとっては、夏籠りから脱皮して、勢いよく娑婆世界へ飛び出す最高の季節ってわけだ。酒も食べ物もうまいし、山々が紅葉で染まっていく風景も、見ていて飽きることがない。自然がかもし出す芸術作品は、酒の肴として不足はない。まさに、「早く来い来い秋様」である。「今年の秋は、なにかいいことがあるかな?」と、期待に胸ふくらませているが、まだその兆候なし。そうそう、いいことと言うわけでもないが、八月に集った同窓会を、もう一度、十一月にやることに決まっている。こんどは同窓会ではなくて同級会だったか?。僕達の仲間は、集まって、だべるのが本当に好きなようだ。互いに言葉をかわすこともなく、受験必勝を願って、黙々と、また悶々と、灰色の青春を過ごしてきた。そのことへの後悔の念が今、むらむらと燃え上がっているのだろう?。皆、よくしゃべり笑う。友人達の顔に屈託はない。人生の何たるかを悟ったのだろうか?。もうすっかり大人だ。と言うより、「おじん、おばん」の初老軍団という言葉がふさわしいようだ。ただ、皆、口では言わないが、それぞれに、自分が一番若いと思っているから始末に悪い。もちろん、僕だって例外ではない。まだ、しゃきしゃきの青年を自称している。心は十代後半から二十代前半。やはり、このころが一番いいようだ。社会的には中途半端でも、女性は一番きれいな時期であろうし、男も男として一皮むけるころだ。ただ、悲しむべきは、「光陰矢のごとし」で、あっという間にこの時期が過ぎていくことだ。僕はよく思う。「今の僕の心をもって、あの当時に帰れたらどんなにすてきだろう」って。ただ、そう行かないところが人生である。人生ってうまく出来ているものだ。変に感心することはやめて、さああ、来るべき「秋」を、いかに乗りこなすかに邁進しよう。
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