umityanの日記
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静かに過ごした一夜 at 2002 09/08 10:54 編集
昨夜は土曜日だというのに、外出もせず、あるテレビ番組に見入ってしまった。(弁解はいらないが、外出がなかったのは、誘いがなかったからである)。内容は、アメリカから、幾多の難事件を解決したというFBI捜査官四名が招待されて、日本での事件解決に協力したというものだった。これだけなら特に驚くこともないが、興味をひいたことは、彼らは皆、心霊というか、特殊な能力によって捜査を行うという。いわゆる、何でもいいが、ちょっとしたヒントを手がかりに、遠隔地からイメージを膨らませ、犯人や居場所を特定したり、似顔絵を作成したり出来るというわけだ。テレビではまず、彼らの成功の実例を示し、次に、日本での難事件への挑戦を放映していた。いや、確かにすごかった。彼らの成功率は皆、八十%近くだった。なんらかの事前リサーチがなければ、到底、不可能と思われることを、彼らは特殊能力によって、いとも簡単に紐解いていく。科学至上主義を信奉している僕にとって、このあまりにも見事な出来事は夢を見ているとしか言えなかった。科学で割り切れない現象は、あまたと、自然界にある。これは、科学がまだ、その現象の解明に追いついていないだけで、いずれは科学が解決するものだと思う。ただ、人間の脳はそのほとんどが、使われていないという。恐らく彼らは、僕達が使っていない脳を使っているのかもしれない。使われていない脳にそんな力があれば、素晴らしいことだ。願わくば、僕も生きているうちに、そんな特殊な脳の発現が欲しいものだ。 僕は悶々としながら、いつか深い眠りについていた。明け方だったか、ラジオの声で、ふっと目が覚めた。教育の問題を論じていた。受験のための教育のみに奔走してきた人間は、今こそ意識改革が必要であると、コメンテーターが叫んでいた。いわゆる、「心の教育」が必要というわけである。人間が今、生きていることの理由はなんなのか?。、何のために生きているのか、何故、生きているのか。そのことを、宇宙の創世から現在に至るまでを踏まえ、もっともっと子供たちと共に考えられるような環境造りと、教育者を含めた意識改革が必要と言うわけだ。寝ぼけ眼で聞いていたが、「ふんふん」とうなずけるところがあった。 どうも、昨夜から今朝にかけて、頭を使いすぎたようだ。今日の日曜日は、何も考えずに、のんびりと過ごそうと思う。 そういえば、今朝、でっかい「蛇」を見た。ここ数年、同じ奴がいる。きっと、我が家の「守り神」に違いない。 「おい、おい」と呼んだら、茂みに隠れてしまった。恥ずかしかったのだろう。草刈は、もう少し寒くなってからにしよう。
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