umityanの日記
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嘘つき女と泣き虫男 at 2003 04/18 11:49 編集
いよいよ、風薫る五月もまじかだ。青葉・若葉が目に痛いほど新鮮な季節。この頃は丁度夏と春の境目といってよい。僕の好きな暦月のひとつである。そんなすがすがしい季節を前にして、今読んでいる本が妙に気にかかる。
最近、「嘘つき男と泣き虫女」という本を買った。以前ベストセラーになった「話を聞かない男、地図が読めない女」と言う本の続編みたいなものだ。 本屋でふっと、この題名が目に付き、何気なくめくってみると、いやはや、男と女に関するコントラストというか、比較が実に面白い。心理的、肉体的描写が実に的を得ているように感じた。
今度のこの本も、まだ全部を読んでいないが、結構当てはまるところがあるからおかしい。ただ、「嘘つき男」というレッテルは返上したい。どちらかといえば、女性の方が嘘つきなんじゃあないのだろうか?。 男と女は「きつねとたぬき」というから、どっちもどっちかもしれないが、僕にとっては若い頃の痛ーーーーーーい思い出があるから、そう思っているのかもしれない。
思い出せば学生のころ、合コンでしりあった女性とデートの約束をしたが、待てど暮らせど来ないのだ。僕はバス停の前で待つこと数時間。たまりかねて、電話すると、まだ眠気眼で、今寝ているとのこと。「しばらくしてから来るから」という。僕は更に待ったが来ない。そしてとうとう来なかった。まああこういうことって日常茶飯事かもしれないが、当時の僕は(今もそうだが?)ピュアそのもので、人を信じて疑わなかった。純真な心は、一女性の嘘というか、裏切りによって、一瞬にして傷ついたのだ。僕の心は砂上に建った砂糖菓子のように、がたがたともろくも崩れ去った。 今思えば、約束していながら、その時間にまだ寝ているなんて、よく平気な顔をして言えたものだ。
約束していた映画を一人で見て、四畳半一間の部屋に戻り、りんご箱でこしらえたベッドに横たわり、おいおいと泣いた。ベッドは涙の海だった。これはちょっと大げさだが、それほど、傷ついたのだ。 それにしても、あのときが最初の失恋だったのかもしれない。こんなにつらく切ないものとは神も仏も知らないだろう。
以後、色々と社会勉強を重ねていくうちに、「男と女の関係って、これくらいのものか?」とか、「知り合った相手が悪かったのか?」とか、開き直りの心が芽生えてきた。それでも、銀河鉄道999の「メーテル」みたいな女性をいまだに、追い求めているから、人間の心って不思議だ。
やはり、まだ、ピュアな心の片鱗をどこかに宿しているのだろう。 あえて、僕にほんの題名をつけさせていただけるなら、こう変えたい。 「嘘つき女と泣き虫男」。こちらの方が、ぴったりのような気がする。 まずは、最後まで読破することが肝心のようだ。
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