umityanの日記
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2003年11月19日(水) 秋深しで何か一言。

秋深しで何か一言。
at 2003 11/19 23:50 編集

11月も半ばを過ぎた。野や山は秋、真っ盛りというところだ。本来ならば、「秋深し、隣は何をする人ぞ」と、センチメンタルな気分に浸り、名月を眺めながら、一献杯を交わしたいところだが、どうも、そういう気分にはなれず、なんか、世の中がぱっとしない。何故か?と考えればそれなりに理由がある。

やはり、第一は、長期にわたる不景気のせいだろう。「働けど働らけど、楽にならざりき。じっと、手も見る」。石川啄木さんのことばだったかしら?。まああ、働けるうちは、まだいいほうかもしれない。いまや、働きたくても仕事がなく、巷をさまよっている人も多いと聞く。

何故に、こうなったのだろう?。要するに世の中が変わった。一言で言えばそうなる。バブルがはじけて、莫大な不良債権が生じた。それを、消すことに国も企業も躍起となって、経済は沈速した。いいときの付けが回ってきたわけだ。企業はリストラで人件費を節約し、巷には大量の失業者を産んだ。消費者は経済不安のために消費をひかえるようになった。

こういう悪循環を繰りかえしている。更には、国民の老後の支えの一つである年金制度が崩壊しかかっている。国は負担増と受給額減を柱に、何とか制度の維持を図ろうとしているが、もはや、国民の目は、「痛みを皆でわかちあおう」という、甘い言葉には向いていない。どうやって、老後を守るかは、極端に言えば、せっせと蓄えるしかないわけだ。従って、消費は更に落ち込み、年金の財源として消費税率を上げれば、更に、更に消費は落ちこむのではないろうか?。一体どうすべきなんだろうか?

はたまた、世界的にはテロの恐怖が存在している。そんな地に日本は自衛隊を派遣しようとしている。確かにアメリカの傘の下で今日まで、日本は無事に来られた。そのことには日本は大いに感謝せねばならないだろう。ただ、いかに正義の御旗であっても、日本は恒久的に戦争に加担すべきではないと思う。自衛隊の派遣は形は、イラクの戦後復興支援ではあっても、戦闘地域にいる限りは、戦争に加担していることとなんらかわりはしなのではないか?。危険そのものである。自衛隊の派遣には極めて慎重であってほしい。
まあ、こういうことは超難しい問題であるので、大いに議論を戦わして、最善の道を選択するしかないだろう。

ただこういう社会不安が、秋を秋らしくめでる気持ちを起こさせない原因のような気がする。あああ、どこか人里はなれた山奥で、名月を見ながら酒と温泉に浸りたいものだ。


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