umityanの日記
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| 2005年10月16日(日) |
生の喜びを感じさせた今日の秋。 |
素晴らしい秋晴れとなった。暑からず寒からず。こんな日は幾日も無い。朝から心うきうきだった。さーーて、何を着ようかと迷ってしまった。女性ならば春夏秋冬、服も用意万端なのかもしれない。男はそこまでマメではないようだ。僕に至っては、昔は服に関しては全くの無頓着だった。特に生意気盛りの頃は、冬でも半そでのTシャツ一枚だった。近所のおばさんたちから、「○○ちゃんは強かねーー」とかなんとか言われると、照れながらも悪い気がしなかった。
さすがに今は、そこまではない。それでも時々、家の中では妙なことをする。家の中だから許されるのか?。ステテコをはいて、その上から半ズボンをはく。長ズボンをはくのが面倒くさいし、うっとうしいからだ。しからば、ステテコを脱いで、半ズボンにすればよい。これも面倒くさい。ステテコの上から半ズボンを「ぱっ」とはくのが一番早い。当然、半ズボンの下から、ステテコがはみ出している。これが結構、動きやすいし、涼しいんだよなーーー。
山の神が見かねて、「あんた、いい歳して、とっちゃン坊やみたいな格好はしないでよ。お客さんがきたらどうすんのよ」と、たしなめる。その時はその時だ。ぼくは一向に構わない。なんと言っても、家の中ではダサいほうが過ごしやすいのだ。
そんな僕も、外出するとなると一変する。一応、世間体と言うものがある。人の嘲笑に耐えられるほど、まだ心臓に毛が生えていないようだ。今日なんかまさにそんな日だった。あまりの天気のよさに、ちょっくら山の中にある野菜等の即売場へ買出しに行くことになった。
さて、何を着るべか?と思案した。ひとしきりの葛藤の後、何のことはない。黒のジーンズ(もちろんステテコは着用済み)に黒のTシャツ、その上から黒のブレザーをひっつかけ、頭には黒のハット。馬鹿でかい黒のシューズに黒のカバンを持てば、はい、出来上がり。喪黒服造の二世でございますだ。さすがにそこまではいかなかったが、似たような出で立ちとあいなった。山の中は、人、人、人で、ごった返していた。
紅葉には、ちと早かったが、気持のよさは抜群。あの夏が嘘のように思われた。何度か食べたことがある黒ゴマ入りのソフトクリームに舌鼓を打った。こういう場所では歩きながらの立ち食いも許される。子供みたいにクリームを舐めまわした。口の周りはホワイトではなくグレー。
紅葉の兆しを見せた山々を眺め、腹いっぱい空気を吸った。春という季節は生命の息吹を感じさせるが、この秋もまた劣らず生きていることの喜びを感じさせるものである。今日はそれを痛感した一日だった。
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