大 将 日 記
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2004年12月05日(日) 来年の初出演舞台決定!

今年は台風の中り年だと言われておりますが、まさか12月になってまで台風が日
本にやって来るなんて凄いですよね。関東に辿り着いた頃には熱帯制低気圧に変わ
ってしまっていましたが、その風雨は台風並でした。
昨夜は、雨と風の音でいつまでも眠りに付けませんでした。いや、眠りに付けなか
ったのはそれだけが原因ではありませんが、実は本日、ある舞台のオーディション
が行われたので、それに参加するんでやや緊張して眠れなかったのかもしれません。
って、そんなに緊張する程のオーディションでは無いのですが、実は市民ミュージ
カルでお世話になった劇団空飛ぶひつじが、船橋市宮本公民館三百人劇場で子供向
けのミュージカルをやると言うのを聞き、参加させて頂こうと思い出向いて来まし
た。

既に市民ミュージカルの稽古の時からオファは有ったので、私もそのつもりではい
たのですが、主演の赤鬼か、それとも友達の青鬼役かが知らされていなかったので、
その確認も今日行われました。
オーディションと言っても出演する事はほぼ決定していたので、説明会後にすぐに
行われた市民ミュージカルに参加後に劇団空飛ぶひつじの演劇教室とも言うべく
『フレンド』と言う所に所属になった子供達と一緒の稽古に参加して来たのです
が、台本を手渡されてみると、今回は鬼2人の他、樵役2名の計4人以外は全て小
学生高学年の子供達がやる事になっていて、それはそれで個性的な子供達が揃って
いるので稽古は市民ミュージカルの時とは違いスムーズにかつ効率良く行われまし
た。
しかし、台本を読んでいくと既に私は青鬼役が決定付けられていました。何故それ
が解ったかと言うと、市民ミュージカルの時に子供達に大人気だった黒牛の牛松役
を演じていた時のダンスパフォーマンスが劇中に取り入れられていたのです。

「牛松が好評だったから、今回も取り入れてみたのよ」

と演出家の真祐みちこ先生に言われ悪い気はしなかったけれど、やっぱり板に上がる
以上は主役をやりたいですよ。でも、役者は与えられた役を自分の個性を出しながら
立派にこなすのが仕事ですから、青鬼に徹して本読みや立ち稽古を始めたのですが、
昼食を取る直前に真祐先生が

「うん、やっぱり赤鬼だね。のりさんには主役の赤鬼をやってもらおう!」

と言い出したのです。
それから稽古は私を中心にいろいろと台詞とか踊りとかが加えられ、私の意見も随分
と反映させて頂きました。ついには

「赤鬼登場に、もう少しインパクトが欲しい」

と言い出した真祐先生に

「こんな登場の仕方はいかがでしょう?」

と提案したのが真祐先生に凄く好評だったみたいで、ついには赤鬼登場の為に音楽が
ひとつ追加される事になってしまったのです。
これには今日立ち会っていた音楽担当の金子透光先生も半分呆れてまして

「チョット時間を下さい・・・」

と肩を落としていました。

市民ミュージカルの時も随分と私はドリフ並のドタバタを提案して採用して頂き、
結構笑いも取れたのですが、この舞台は皆さんが知っている、あの『泣いた赤鬼』
ですからコントにする訳には行きません。
しかし、今日の帰りによ〜く考えてみたのですが、今回のこの舞台は笑いと涙の
両方を観に来たお客様に満足して貰わなくてはならない物になってしまい、結局
自分で自分の首を絞めてしまう結果になったのです。

しかし、私はKey Stationの大将です。
プレッシャーこそが私の何よりの原動力。
絶対に楽しいお芝居にするつもりですから、皆さんどうぞご期待下さい。

今回ご紹介した『泣いた赤鬼』に関する情報は、既にKey Station HPの
『INFORMATION』コーナーで紹介しておりますので、そちらを参照下さい。


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