大 将 日 記
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2004年12月21日(火) |
藤元ルイ少年が山口智子と言う少女になった時 |
昨日の掲示板にもWeb Masterが書き込んでいますが、私と笠井が出演するミュージ カル『泣いた赤鬼』の追加公演が決定致しました。 INFROMATIONコーナーでも紹介されていますが、3月27日(日)の宮本公民館み やもと三百人劇場が本公演で、追加公演は船橋西武百貨店の7階催事場ホールだそ うですが、昔に何かの用事で行った事は有ったんですが、もう何年も行って無いの で会場がどんな雰囲気の所なのかイマイチ良く解って無いんですよ。でも、折角作 った舞台を1度で終わらせるのは勿体無いなぁと常々思っていましたから、追加公 演も本当に楽しみです。2005年4月10日(日)ですので、宮本に来られなか った方でも交通の便は非常にイイですから是非観に来て頂きたいと思います。
今回は劇団空飛ぶひつじ主催のミュージカルですが、メインの赤鬼と青鬼をKey Station のコンビが演じる事になり、いろんな意味で私自身も楽しみです。
実はこの話しは日曜日の事なんですが、今回の『泣いた赤鬼』には先日も紹介した ように、船橋市民ミュージカルに参加した子供達が多数出演致します。パト、パティ の愛称で親しまれている守屋パトリシアと私は市民ミュージカルの稽古の時から特 に仲が良かったので、稽古での再会はとても楽しみにしていたし嬉しかった。 いや、別に他の子供達と仲が悪かったって言うんじゃ無いんですよ。パトは喫煙所 とかにでも
「くさいぃぃぃぃ!」
とかなんとか言ってるクセに、タバコを吸っている私の膝の上に乗って遊んだりし ていたんで、妙に可愛かったんですよ。
で、今回の出演者の中で市民ミュージカル稽古中にあまり言葉を交わさなかったの が山口智子ちゃん。主人公のルイを演じた彼女なんですが、緊張していたのか人見 知りだったのか解りませんが、本当にあまり言葉を交わす事が無かったように記憶 しています。
「ひょっとして嫌われてるのかな?」
と思ってしまうほどだった。
智子ちゃんは物静かだと言うイメージがあった。 他の子供達と違って「キャーキャー」「ギャーギャー」と騒ぐイメージは全く無く、 たまにはにかむような笑顔を見せるだけだった。でもその笑顔が・・・
とっても可愛いんですよ、 お客さん!
智子ちゃんと同じシーンで芝居をする事は前回の市民ミュージカルでは無かったが、 例えば私と高木がギャグのような追い掛けっこをして袖に下がると、中幕中央から 出て来て
「呆れたなぁ・・・」
と溜息をついたりするシーンが有ったので、一緒に場当たり稽古はしていたが、本 当に何度言葉を交わしたかは、その気になれば数えられる位だと思う。
そんな智子ちゃんとは、赤鬼の初顔合わせの時には智子ちゃんが欠席して逢えず、 結局なんだかんだで19日の日曜日に再会して訳だが、こちらとしてみれば市民ミ ュージカルの時とは出演の立場が全然違うので、結構神経的にはピリピリして稽古 場に乗り込んだ。 市民ミュージカルの時は子供達と遊んだりするのが楽しみだったのだが、今回は逢 ったり話したりするのは楽しみだけれど、遊ぶと言う気分にならないので、意外と 険しい顔をして稽古場に入っているような気がする。
その稽古場入りして準備をしている時、智子ちゃんは遅刻はしなかったが私より後 に入って来て準備をしようとした時、私の前に来てニッコリ笑って
「牛松さん(ハート)」
と声をかけてくれた。 市民ミュージカルの時には考えられなかったシチュエーションに私の方が思わず周 りをキョロキョロして・・・
「牛松って誰?」
と言ってしまったんです。
市民ミュージカルの時は小さな子供達が周りに大勢居たせいか、智子ちゃんは随分 と大きく感じられたのだが、今回みたいに少人数での稽古になると意外と背が小さ いのに驚いた。 私が「牛松って誰?」と聞いた時に、チョット垂れた目を細めてアハハと笑った時 のその笑顔・・・・
可愛い過ぎなんですよ、 お客さん!
でもね、パトと智子ちゃんは私と同じシーンに何度も出て来るんですが、随分と芝 居に注文を付けて来るんです。随分といろいろと考えて来ているんですよ。 大人数でまとめるのが大変だった市民ミュージカルと違って、その時の役者仲間達 が同じ物を作っていく姿はKey Stationと良く似ている感じがしました。
そんな智子ちゃんを初めとする子供達を見に来るって言う楽しみが有ってもいいじゃ ないですか。是非、私と笠井が競演する『泣いた赤鬼』を観に来て下さいね。
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