別世界日誌4

2003年07月09日(水) 天気予報は曇りときどき雨?

朝、地下鉄の駅をあがると雨が降り出した。
あっという間に大雨になった。
会社まで徒歩約10分。
びしょぬれになってしまった。
なんか風邪ひきそうなんですが。

そんな折、ふと思い出した王維の漢詩

<送元二使安西>
渭城朝雨潤軽塵
客舎青青柳色新
勸君更盡一杯酒
西出陽関無故人

おらっちは王維が好きだったりする。
自然派だけど、温かみがあって、淋しくて。
ソラで言える漢詩というのもコレが一番かもしれない。

普通、平家物語あたりだと、学校で暗記させられたかもしれないが、
コレそのものよりも、藤原三代を想う時、思い出したりする。

≪平家物語≫
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理を顕わす


雨に濡れただけで、どこが朝雨だ!どうしてこれを思い出す!と怒られそうであるが。
だって、季節は春だし、そぼふる雨(どういう意味か判らず使う)が春の軽塵を抑えるイメージなのに・・・
そのクダリは置いておいて、
西出陽関無故人
のクダリからイメージが沸いたのだ。
箱根の関を越えたら、知人は居なかったわけで・・・
その想いで中部に下った自分を、少し想っただけなのさ。
意味不明で( ノ゚Θ゚)すまそ


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