「自分のヤリタイことをヤリタイ!だけなんだ」 まるで青春を謳歌している人間が言いそうな科白だったりする。 しかし、そんな若者を宥めるような親心を感じた今回のイラクの拉致問題だったろうか・・・
誰かが調べなければ状況は判らない。 ジャーナリズムの問題が、政治を逼迫させることとなってしまう。 無事解放されたから良かったものの、一歩間違えば・・・の状況だった。
情報社会になってきているが、果たして情報なんて必要なのだろうか?と思ってしまった。 戦争や貧困などを伝える写真家が居る。 真実を伝えるために、危険な中に突入していき、状況を伝える。 よりソレを伝えることができた写真やレポートを讃える賞があったりする。 そして、そこからその人の栄光の人生がスタートする・・・ってわけか。
平和に毒された日本人が悪いとは思っていない。 確かに、全世界では飢餓や戦争で、明日生きていくことが困難な人間が沢山居るのは知っている。 でも、おらっちだって、生きていくことは簡単ではないのだ。 そりゃ食べるものは食べてるし、水だって飲んでいる。 比較論を言えばきりが無い。 でも、何もしないで生きてはいけないわけで、社会の中で、会社の中で、様々な問題を抱えながら生きているわけだ。 金持ちの人間も、何も苦労しなかった人間なんて少ないと思うわけだ。 絶えず上を見て成功への道程を歩いてきたはずだ。 成功したらしたで、問題は続いているだろうし。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」 の精神は判らないでもないが・・・
|