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家族三人で、西南西を向き黙々と巻き寿司を食べた。 それぞれの思いを胸に。
私は、どこへお参りする時でも 心の中で祈願する言葉は決まっている。
「家族みんなが、健康で平穏無事に過ごせますように」
これだけの言葉だが なかなか盛りだくさんの内容を含んだ欲張り祈願である。 今日も、同じことを心の中で願っていたが ふと 家族揃って過ごしているこの瞬間こそが幸せなのかもしれない と、巻き寿司にかぶりつきながら思う。
あやぽんは、午前中、部屋で暴れていたが (音だけで何をしていたのかは知らない) ぷいと出て行って数時間後、スター●ックスとソニー●ラザの袋を下げて いつもと変わらぬ様子で帰って来た。 帰って来なかったらどうしよう、という不安がよぎったりしていたので 彼女の帰宅に一安心。 今日は調子が良さそうだ。
全員揃って(3人だけだが)各部屋を周り それぞれ豆を手に、少し照れながら、それでも福は逃すまいと豆をまく。 恥ずかしくたって「鬼はそとーっ、福はうち〜。」と言うことは怠らない。 それで福が来るなら、照れたり躊躇してなんかいられないのだ。
あと何回、こうして節分を過ごすことができるのだろうか。 今ある幸せに気がつかないと、いつまでたっても幸せにはなれない。 いろいろあっても、私は今、幸せなんだとしみじみ思う。
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