in the room - 2002年04月30日(火) 今日で、一人暮らしをしていた部屋を離れることとなった。 すべてを外に出して何も無くなった室内は、意外に広くて、なんだか悲しい気がして、 カーペットを引いていたところの畳がやや変色していたところを見ながら、 多くの想い出を思い返していた。 その部屋に足を踏み入れた女性は6人男性は3人(覚えてる限り) ひっこししたことを数人の友達にしか伝えてなかったし、居心地のいい場所でもないので こんなものだろう。 中には僕の手料理を食べていった人もいるし、酒を飲んだ人いるし、一緒に寝た人もいる。 あの部屋で行われた行為がすべて悔いのないものであるかと言ったらそうではない。 また、あの部屋で思ったことが本当に正しかったのか、僕が発した言葉に嘘偽りがなかったのかはまるっきり自信はない。 自分が求められていることに気付いて、それに答えられなかったこともあるし、 自分はとてつもなく相手を欲しているのに、中途半端な真面目さが手を出すことをためらわせたこともあった。 だからといって、もっと女性と寝たかったということではない。 大抵の場合、肉体的にどうこうというのはたいした問題ではなくて、 精神的にどれだけ相手にすべてをゆだねられるかということが重要なのだ。 それは、隣で寝ている女性の寝顔を見て幸せだなぁと思えるのかどうかということや、 僕の視線の先にあるものが何であるかということにあるような気がしないでもない。 とりあえず、一つの空間での僕と僕のまわりにいる人間との思いで作りは終わった。 その空間で、僕がなにを得たのかなにを失ったのかははっきりしない。 でも、僕はまた新しい空間を見つけて、また新しい思い出を生み出して行くのだろう。 ...
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