死神の微笑み <48> - 2003年04月22日(火) 僕は言う言葉をなくして、頭を抱えた。 「安心しなさい。あなたにはできる。」 僕はうなだれたまま、泣きそうになっていた。 その顔を見られないように額のところに手を当て、顔を隠していた。 まるで真っ暗で荒波が押し寄せる日本海に投げ込まれるようなひどい孤独感に襲われた。 僕はすっかり少女に頼りきっていた。 「もし、解決することができたら、口を横に広げて頬を上げてきらりと光る白い歯を見せた顔を見せてあげる。」 僕が顔を上げると、そこに少女の姿はなかった。 背中から聞こえる足音を辿って振り向くと、街頭に照らされた真っ黒い少女の後姿が浮き上がって見えた。 僕は少女を追うことを諦めた。 その場に膝をつき、しばらく泣いた。 街にはまた白い雪が降り始めていた。 僕は部屋に帰ると同時に、全裸になった。 そしてまず窓の前に仁王立ちになり、カーテンを開け、夜の街を眺めた。 街の灯りは点々としていて、夜景というにはやや物足りなかったが、僕はこの風景にちょっとだけ愛着を感じていた。 -これからは自分自身と対話しなくちゃいけない- 目を閉じて、勇気を振り絞るようにカーテンを閉めた。 次に、部屋の真ん中に大の字に寝て、天井にある蛍光灯を見つめた。 まぶしさを我慢できずに、僕は目を強く閉じた。 そこは広い海だった。 真っ暗で、辺りを見回しても何も見えない。 僕の体は一気に孤独感に包まれた。 海水の中に僕の体が少しずつ溶けていっているように感じた。 -僕はこのまま広い海の一部になってしまうだろうか- それも悪くないと思った。 でも、それじゃきっと何も変わらないだろうとも思った。 -泳ぎ続けなければならない- 急にそう思い、僕はとりあえず真っ直ぐ進むことにした。 自分では真っ直ぐ泳いでいるつもりなのだが、本当にまっすぐ泳げている自信はなかった。 なぜなら本当に真っ暗で、自分の場所を確認する術がなかったからだ。 僕は顔を上げたままゆっくりとした平泳ぎで前へ進み続けた。 僕は少女に会いたくなった。 次第に-泳ぎ続けなければならない-という気持ちがだんだん弱くなってきていた。 -このまま海に飲み込まれてしまおうか- -それも悪くない- そのときだった。 いきなり大きな渦が発生して、僕を飲み込もうとした。 僕は必死に泳ぎだし、その渦から逃れようとした。 渦の引力は思いのほか強く、僕は徐々に渦の真ん中へひっぱられていった。 -イヤだ- -このまま飲み込まれるのはイヤだ- 顔を上げると、前方に白い光が見えた。 僕は必死に泳ぎ続けてなんとか渦を抜け出し、その白い光の元へ行った。 近づくと、それは不思議な光だった。 一体何が発光しているのかまったくわからない。 勇気を出して、その光の中に入っていった。 目を開けると、僕はさっきのように大の字に寝て天井を蛍光灯を見ていた。 部屋を見渡したが、何も変わった様子はなかった。 でもしばらくして、自分の体が少し変化していることに気づいた。 僕のペニスは勃起していた。 なぜ僕は僕が勃起しているのかまったくわからなかった。 ただなんとなく僕はこの状態を解放しなくてはならないということを考えた。 何を解放するのか、それが何を意味をするのかわからなかったが、今の僕にはとりあえず解放する方向へ進まなくてはならない気がした。 実際、僕はその道しか選ぶことができなかった。 そして、僕が思い浮かべるべきものもはっきりしていた。 今日はちょっと長めですが、勘弁してください。 切りたくなかったんで。 50は超えるな・・・。 昨夜、2時半に病院から呼ばれた。 ちょうど薬を飲んで、横になったところだったので気分が悪かった。 吐き気というか頭痛というかだるさというか。 そういうのを全部ひきずって病室にはいる。 見たところ、聞いていたほど悪くない。 結局、朝7時過ぎまでいた。 それから一度帰宅。 3時間ほど眠って、また病院へ。 7時ごろ帰宅。 今日は正直かなりきつかったな。 これからどうなるのだろうか・・・。 ...
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