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★ 横室の大カヤ - 2006年07月06日(木) イクさんと僕は久しぶりに休みが一致して、お互いに予定もない日となった。それでは少しドライブでもしましょ。ってことで、前から行きたかった群馬県、富士見村の横室の大カヤを見に行った。このカヤの木は樹齢1000年以上と言われている。 1000年も生き続けている、木を見てみたい。そんな気分になっていた。人の一生は長くても100年。その十倍も生き抜いている樹とはどんな姿をして、どんな幹の太さをして、どのような樹皮の硬さなんだろう。 関越道の前橋ICで降りてから少し走ると、開けた農村を少し走り、目印のの交差点を右折したら、すぐにその樹はあった。幹の周りも太くしっかりとしていたが、高さはそれほどでもなく、大空に広げていた太い枝の数々はかなりの数が折れているようであった。 それでも、折れた枝の間からは新しい小枝が芽吹いていて、生命力の強さに圧倒される神木であった。 この神木は、僕達の知らない時代にもしっかりここで、大地から栄養素を吸い上げて息づいていた。そうして、これからもきっとこうして生きてゆくんだろう。 この樹に触って、暖かい樹皮の感触を楽しんで、この場所を後にした。 -
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