亡き愛犬バリーの小屋が撤去されました。
次飼う犬は室内で暮らすから必要ないでしょ、って、業者に引き取って貰うため、既に移動はしてあったんだけど。 朝、私がウカウカと眠っているうちに 昨日は朝の5時まで原稿してて、朝、10時に起きたら撤去後だった。 母は、どうせ私が泣くのを見こして、寝かせててくれたのだと思います。
バリーが逝った朝も、私は徹夜続きで昼夜逆転していて。 私が明け方眠りに着くのと同時頃にきっと、鳴きもせず、眠るように静かに逝ってしまった。 ぼんやり起き出した私は、誰も居ない家でその事実を知り 母の書き置きを見て色々な思いを抱えました。
「泣く顔をみたくないから起こさずに仕事へ行きます」 ありがたくもあり、くやしくもあり、取り返しのつかない後悔とバリーの安らかな寝顔に救われることも。 私は一対一で、時間をかけてお別れをしました。
1月28日から月日が流れ、日常の雑事のめまぐるしさに、思い出となるのも早い。 慣れないうちは、思い出すだけで涙が出て仕方なかったけれど、励ましの言葉が素直に嬉しく、悲しみは時が癒してくれるものだと、実感するこのごろでした。 けれど同時に寂しくもあります。 バリーのことを思い出す回数が減り、涙を流すことも少なくなり、 いないことに慣れてしまう自分。 いつまでも泣いてばかりはいられないけれど、私は元気に生きていくけれど。 この寂しさは、別れです。
誰かを愛することは、いつか必ずくるその人との別れさえ受け入れる覚悟をすること。 そう、ぼんやりと考えたりします。 ものの考え方、とらえ方、人それぞれで。価値観も違って当然だけれど。悲しみの度合いや辛さなんて計れないけれど。 別れはかならず平等につきまとうもの。 そんな気がします。
私の生い立ちを考えると、小さな頃は転勤族で、それこそ日本縦断(笑) 小学校だけで4回引っ越しをしました。 その度にたくさんの出会いと別れがありました。 私の家族は、両親も2コ上の姉も、きちんとその土地土地での付き合いを大事にし、引っ越しした後でも連絡を取り合ったりして、今でも付き合いの続けらる人がたくさんいます。 私は、そういう付き合いをバカにしていて。 ・・・いえ、大事だったけどその時はまだまだ大事にするということがわからずに、投げ出してしまっていたのです。 勿体無いことしたなぁ。。。
また、7年前。はじめて彷徨い込んだ同人界で、私は人間関係のトラブルでボロボロになりました。 身体も壊し、周りの人を傷つけたし、たくさんのことを学びました。
5年一緒に組んでた相方にも、結果としては裏切られた。
会員制サークルを主催していて、最初の手狭なうちは楽しかったけれどそのうち手に余るほど大きくなり、なまじ好きなことをやっている自覚があったからこそ割り切って考えることが出来ず、自分のサークルも抱え、それこそ悲惨なラストを遂げるのです。 限界を知ろうとせず、自分の力を過信し、 その結果、本当に多くの人を裏切り、今までよくして付き合ってくれたひとから、大好きな作品自体からも逃げるように。
ワンピにハマったのは正直誤算でした。
一番初めに出した本を読み返してみたら、 「同人活動好きだけどやりたくない。やりたくないのにどうして〜」って。笑 また傷ついて、ボロボロになるのが怖かったんです。
でも楽しくて仕方なかったさ〜〜〜!! ワンピが好きで、他のことはなんにもいらなくて。 仕事もしないで好きなことだけに没頭してました。人間としてドゥーよ(笑) 楽しいさね〜やりたいことやって、好きなこと好きなだけやって。 ずーっとそうして生きていきたい。 自分の気持ちに嘘つくのは、かなしいもんね。
こういう、今までの生い立ちや・抱えるトラウマ?(大してないけど) 同人界に対する恐怖心。 自分の限界を知らされることへの怯え。 私は弱い人間です。 だからこそ、尾田っちの描くキャラ達に惹かれたのだろうな。
ルフィの目指したものへどこまでもまっすぐ進む姿勢。 ゾロの、理想を掲げてどこまでも鍛錬する姿。 自分よりも周りを大事にしようとするナミちゃんの健気さ。 弱い自分を知り、精一杯出来ることをやろうと決心するウソップ。 サンジが料理に託する想いの深さ。
全てが。目がくらむ程輝いていて。 そんな眩しさに引き寄せられて今まできたのだと思います。
ワンピを素直に好きだと言える自分が好きです。 ワンピにはまってよかったなぁ。 これからも、ワンピを好きでいたいし、憧れていたい。 ワンピを好きという同士のみんなと知り合えて、その出会いもまた嬉しく、欠かせない大事なものです。
私がワンピをやめるということを打ち明けて、 多分トツゼンのことで驚かせてしまったと思うのですが、 日頃レンラクをなかなか取れない人や友人が連絡をくれました。 みんな自分の仕事や、原稿、そういったものがあるのにわざわざレンラクをくれて・・・しかもヤメルって言ってる人間に(笑) メールやファックスや電話・・・長距離なのにえんえんと話をはいてくれたり 本当に嬉しかったです。
ありがとう、自信がもてました。 こんな私だけど。不器用で大したこと出来ないダメダメ子だけど。 それでもいいよって言ってもらえてるような。 わかろうとして、「わからないよ?」って聞いてもらえることも、とても嬉しいです。わかってほしいから私も一生懸命、考えるし。 まだまだ自分から直接お別れを言いたい人がいっぱいいるので、これからゆっくり時間をかけて、ご挨拶出来たらよいなと思います。
今までね。どこか人間関係にさめていた私は。 どうせ言ってもわかってもらえないよ、と。諦めてばかりいました。 でも、間違ってたね。私。 わかってもらいたかったら、自分で努力すればよかったのね。 そんなカンタンなこと・・出来なかった自分が可愛いなぁ(笑) 私、この先もこうやってダメダメっぷりは健在だと思うけれど、今、こうして支えてくれる人がいて。 ちょっとはマシな人間になれそうかな?(笑)
大好きなみんなに、恥じない自分であり続けたいです。 これからもワンピを愛してる自分を大切にします。
時に。るんちゃんの仕事とはなんぞや。 もー曖昧にバラしちゃうけど、まだ仕事じゃないんだよね実際は。 コドモの頃から漠然とやりたい仕事があって。 それは好きなことを仕事にするという過酷な道で。 好きなことをして、なをかつそれで生活していく・・・それは本当にシュラの道だと思います。 他にも色んな好きなこといっぱいある中で、でも諦めきれない一本の筋なのです。
現在、それを自分の職となせるかどうかは全く見込みアリマセン。 でも諦めることも出来ないなら、ワンピ精神に乗っ取って、突き進むべし。 今までは、やり方も方法も道も頭ではわかっていたのに、きちんと向き合って失敗するのが怖くて逃げ出してました。 でももう逃げねェ。
私の中の海賊こっこは終わったと、 本物の海賊を目指すために旅立つのだと、そんな決意を胸に秘めています。 悪名も気にしない。 私には、わかろうとしてくれる人がいるから。
ワンピをやめる時が同人をやめる時だと思ってきたけれど なかなかやめられぬ病気のようなモノです(恐ろしい) けれど、ワンピをやめて同人をやめて全部を捨てること考えた上で その前にやりたかったこと、やり残したことも全部やっちゃいます。 今まで出来なかったこと、やりまくってやる。暴れてやる〜!!!!!
この先も同人活動を続けていく上で。 何をやろーが、私の手に負えないシロモノだとゆーことはよくわかりました。 もう私には無理。 なので助けてもらいます。助けてくれ。笑。
ヒトを信じるのが怖かった私が、 ここにきて初めて「仲間」の存在を知ったんだな。 ワンピの威力ってスゴイ!! やっぱりワンピワンピですね、私(笑)
この先は、描くたくなったら描くかもしれないし。 大事な宝物のように、綺麗にしまっておきたい、そんな気持ちもあります。
なんつーか、笑っちゃうね。 PINK GLASSとゆー物語の中で、主人公桃美味るんるんが困難に立ち向かいつつ成長してく(笑) なかなか面白いね?
今まで少し匂わせてきたけれど、新しくテニプリに挑戦しよーって気があります。 これも一つの出会いになると嬉しいな。 正直ワンピやSDと比べると、比べきれない気持ちもあるのですが〜 なんとゆーか。
スラムダンクを知ってマンガを始めたのと同じように。 ワンピースに出会って海賊を目指すように(おれは本気だ!) テニプリで、同人も楽しんでみようって気になったのかも(笑) なにはともあれ、きっかけとして進んでいきたいと思います。
別に急にハマったワケじゃなくてさ、 正直言えば、少年漫画自体コノミじゃなかったから、ジャンプ買うのも億劫だったんだけれど、 ワンピが読みたくて買い始めたら他の作者も 「尾田っちの同僚だから」読むようになったんだよね(大笑)
好きなもの以外を消去することでしか示せない好意より 好きなもののお陰で世界も広まるような・・・そんな行き方を今後はしたいです。
6/2のテニプリオンリーも。 最初は友達の付き添いのつもりだったんだけれど。 友達を通して主催さんの考え方・取り組む姿勢に共感する部分も多々あって。 こんなイベントだったら私も出たい。って気分になったりしたのね。 ワンピ以外にも、こーゆー筋の通ったヒトっているんだなって(笑) そう考えると今までなんと世界の狭いことだったか〜 それが悪いんじゃないの、私はそうやってでしか生きてこれなかったから。
でもでも今後はね、何事も恐れずに挑戦しまくりたい。 だって、冒険が待ってるもんねー♪ 人生そのものが冒険だ。 ・・・あ。 どんなに暗く落ち込んでいても、ワンピのせいでスグに浮上してしまいます(笑) 本当にワンピ、ありがとう!
桃美味はここで一つの区切りをつけまして、 パッと見た感じではフーラフラ漂っていると思われますが (実際何も考えずにぼんやりしてることのほうが多い・笑) 本質に変わりはねェ。
私を好きになってくれたみんなに、これからも好きでいてもらえるような あるがままの桃美味であり続けることを誓います。 ご静聴ありがとうございました! ふー!!語ったね! おしまいっっv
●このさきのこと● ご厚意に甘えて助けてもらいます☆ PINK GLASSの発行物は引き続き、 名古屋「なる小屋」 札幌「銀の三日月」 新しく、青森「桃桜会」←桃花ちゃん、ありがとー! にてお世話になります。
尚、PINK GLASSの今後の活動は 「銀の三日月」「AM」に寄りかかりつつ夏以降本格始動開始です。 アニパロサークルと気分を変え、好きなものを追求する傾向に変わりはありません。 原作至上主義とゆーよりも、キラクにオリジナル要素満載のお遊びサークル仕様デス。
通販・お問い合わせに関しては「渡辺兄弟屋」JACKちんに全てお任せしちゃいます。 PCメールにて、連絡先を返信対応もしてくれます。 詳しい活動内容などに興味のある方は、お問い合わせください。 その際、お時間がかかる場合がありますが、どうぞ気長にお待ち下さるよう ヨロシクお願いいたします。
その他、たくさんの方々に支えられて、ズンドコ進みます。 小舟で頼りない〜って思ってたけれど、いつのまにかゴーイングルリー号並になってたのかしら??(笑) 砲撃等に備え、万全の準備に気を配りつつ。 いざ、大海原へと全速前進〜♪
今後も桃美味るんるんのヘッポコ劇場をどうぞお楽しみに(どーん)
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