2004年02月22日(日) |
砂の器 Symphony 6 |
雨が降る窓を見つめる和賀さん。最初から素敵。 「Eiryo Waga」と名前の入った五線譜をみつめる和賀。 自分の名前は「和賀英良」なんだと感じていたのだろうか。
田所は迫力が違ううえにすごい「力」を持っていそうだ。 和賀はこの人には逆らえないだろう。
玲子は愛する人の子供を産むことはできなかった。 関川から最後まで愛される事はなかった。 でも関川は愛していたのだ。 もっと早くそのこと伝えていたのなら。 玲子も哀しい宿命を背負ったひとりだったのか。 関川は愚かな自分に気がついた涙だったのか。
麻生は和賀にプライドを傷つけられた。 和賀の新しい敵となるのか。
6話は最後まで落ち着いて見る事ができた。それはすべてあさみとのシーンが なかったからだ。5話までの和賀とあさみとのラブシーンは 時にせつないところはあったものの私にはそれほど心を打つ事はなかったから。 最後はあさみとのシーンでまた終わってしまうのか・・・と思っていたら 今回最高のあさみとのシーンがあった。物音に気がついて驚き振り向く和賀。 その時の目を見たあさみがあの事件の時の男だと気つく。 和賀もそれに気がつく。うん、最高によかった。 言葉など交わさなくてもお互いの感情をすべて目で感じとった。 そしていよいよ今西の中に「和賀英良」という男が入ってくる。 「和賀さんですね」 和賀と今西の対決はこの時から始まる。
来週は映画館の写真にもう気がついてしまう。 どんなことになってしまうのか。
和賀が誰かとかかわればかかわるほどその人達に追い詰められていき、和賀と 共にその人達も破滅していくと思うと苦しくなる。 その時がもうそこまで来ている。
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