Orangeのスマさん日記

2004年02月24日(火) 僕と彼女と彼女の生きる道 8話

僕と彼女と彼女と彼女の生きる道 8話

「お父さんご飯作って」
久しぶりに会った母親に食事の支度をしていない父親のことを聞いた母親は
「そんなことだろうと思った」と娘に言う。
母親がいなくなった数日間の父親を否定されたような気持ちに
娘はなったのだろうか。

どうしても3人、それは自分と父親と母親でなくてはいけない。
大人の事情はどうであれ、どうして3人でいられないのか。

娘は父親とも母親とも選ぶ事ができない。
そんな娘の姿に父親は一度壊れた家族の形を取り戻そうとする。
あの時とは変った自分ならやり直すことができるのではないか。
「愛」などなくても「娘への愛」さえあればやり直すことはできると。

母親はひとり父親と娘の関係が変ったことは知らない。
知ったとしても母親は変わる事はできるのだろうか。

この数日間、父と娘のこの数日間の重さを感じ取ることはできるのだろうか。


徹朗さんはゆらさんになんてことは言うのかしら。
でも涙は徹朗さんが帰ってから。
もう可奈子は帰ってこないと凛ちゃん以外は思っていたはず。
ゆらさんは家族の一員になれたような「3人」というのは
「徹朗と凛ちゃんと自分」であると思っていたのに。
いなくなったとしても肉体はそこにはなくても「母親」という存在には勝てないのか。
私は可奈子と可奈子の母親とのやり取りは少し納得できない。
自分の娘だから優しく迎えてしまうのかもしれないが自分の娘だかこそ自分も
母親だからこそ納得はできない。
母親が子供を手放すということは父親が子供を手放すということとは意味が大きく違う。
いくら男女平等時代としてもその意味合いは違うのだ。
それが母親なのだ。

徹朗は凛ちゃんのことを第一に考え、可奈子は自分のことを考えている。

私は「彼」のことを第一に考えているだろうか。


今回剛君にもあった「ん?」
これって男の人をかわいく見せる女性の心をくすぐる言葉としぐさなんだわって
あらためて思いましたぁ。
「えっ?」とは違うどこか優しさのある言葉。
それにこの言葉を発する時決まって首を傾げるでしょ。
やられちゃいますぅ。中居さんの「ん?」も見たくなってきてしまったわ。


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