| 2004年03月09日(火) |
僕と彼女と彼女の生きる道 10話 |
僕と彼女と彼女の生きる道 10話
自分の求めていることによって娘が苦しんでいるのではないかと悩む父。 でも離れたくはない。
あたりさわりのない関係。 大人でも子供でもそんな関係ばかりしているから人を愛することも愛されることも ないのだ。
母親に会わせることが怖くて仕方がない。 素直なとても素直な感情だ。 「母親といる時の方が幸せなのではないか」 父親が母親に嫉妬する時だ。初めて徹朗が嫉妬する時なのだ。
ちゃんとフルことができるなんて徹朗さんは強い人なんですね。今は娘との生活のこと だけ考えているなんて。ひとり寂しい夜のはずなのにひとり帰りを待つだなんて。 でも「坪井さんとはそういう気ないから」って「とは」ってどういうことですか、 徹朗さん。
自分の息子どころか孫さえもちゃんと向き合ったことがない祖父。 「家族のために一生懸命働いた」 自分のためではなく家族のため・・・だったのですね。 「母さんは幸せだったのだろうか」 その人の愛し方があり愛され方があるのだ。 それに気がつくのに時間がかかっただけ。
「眠るまでおつきあいしますよ」 肉体はそばになくても温かい心がそばにあったら安心して眠れる。 子守唄のように赤ちゃんのように眠りにつけるのだ。
家庭裁判所のシーン以外はとてもよかった。 やはりお互いがののしり合うのは辛いものだ。徹朗も可奈子も過去の後悔に気づき 娘を愛し続けたいだけなのだけれど。
徹朗と徹朗の父とのシーンで涙がでました。 親は子を思い、子は親を思う。当たり前だと思っていても当たり前ではない。 でも今は思う気持ちがある。そう確かに。
帰ってきた凛ちゃんを抱きしめる徹朗さん。 とってもとっても優しい顔をしていた。すごく素敵な人だと心から私は思いました。こういう人に愛されたいと。
来週は「お父さんのお嫁さんになりたい」 こんなに嬉しい言葉はないですよね。
凛ちゃんと徹朗さんはの前には「別れ道」が待っているのだろうか。 そうだったら悲しいけれどたとえそうではなくても 可奈子に「別れ道」が待っていることになる。 そして、ゆらさんとも。
誰かとは別れなくてはいけないなんて・・・。
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