| 2004年03月23日(火) |
僕と彼女と彼女の生きる道 最終回 |
凛ちゃんはスマさんの中では吾郎ちゃんが好きらしい。 凛ちゃんは中居さんのことは知っていても下の名前までは知らないらしい。 凛ちゃんは剛パパにチュッされたらしい。
かわいい、かわいい凛ちゃんとも今日でお別れですね。
僕と彼女と彼女の生きる道 最終回
風邪をひき寝こみながら3時からの総集編の番組を見る。 びっくりした。最初の頃の徹朗を見てとてもびっくりした。 ハーモニカを取り上げる顔、お義母さんから凛ちゃんを預かりましょうと言われた時の 安堵した笑み。 今現在の徹朗とは明かに違っていて加奈子が戸惑う気持ちがわかるような気がした。 「あなたを信用できなかった」 7年間誰よりもそばで徹朗を見てきた可奈子にはこの数ヵ月で変った徹朗を認めることも 受け入れることもできなかったのだろう。
親権を持つほうが親で親権を持たない方は親ではない。 観ている私までいつから「親権」にこだわっていたのだろう。 それに気づかされた。
「離れていても父親に愛されていると感じてほしい」
「愛していると伝え続けたい」
どちらがより多く愛しているとか親としてふさわしいなどということははかれないのだ。 目の前にいる夫だった人はこの数ヶ月で娘にとって「大好きなお父さん」になっていた。
「凛を愛しているんだろ」
「はい」
「凛をもう2度と手放さないだろ」
「はい」
お互いが親であり娘を愛しつづけることを感心した認め合った、心が通じあった時では なかっただろうか。
「お父さんはいつも凛のことを思っている」
そばにいても離れていても強い想いは伝わるのではないだろうか。
新幹線に乗る凛ちゃんを追いかける徹朗さんの姿に泣けたけれど 一番は剛君が言っていた徹朗と可奈子とのシーンだった。
どちらも娘を愛している素晴らしい親だった。
剛君は「意外な結末」と言っていたけれど、どこが・・・と思ってしまったけれど この結末こそ「意外な結末」だったのかもしれない。 だってこんな風に別れて暮らす父と母をもつ子供達はたくさんいるだろう。 けれどこんな風に「そばにいる親」と「離れている親」に愛されている 子供がどれだけいるだろう。 できるようでできないことだ。
誰とも別れることなく結末を迎えたことが嬉しかった。 それはみんなが凛ちゃんを一番に考え、凛ちゃんは親を想っていた。 だからこそこの結末が生まれたのかもしれない。
楽しみにしていたドラマが終わってしまった。素晴らしいドラマだった。 考えさせられたドラマだった。 つくづく剛君は作品に恵まれ、その作品に素晴らしい演技で答えている人だと感じた。 剛君、お疲れさまでした。くれぐれも加恋ちゃんを誘拐しないように(笑)
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