自民党に票を投じたくないみなさん、 こんばんは。
史上で実践されてきた進路指導の行い方における手法の変遷とそれらが基づく理論を、 しばしば日本語を間違える教授がはきはきと説く《職業指導2》という講義を履修しています。 なかなかに面白い内容です。
恩返しとは、受けたのと全く同じ形では返せないものと思います。 命と時間に関係無いものであれば、時代が変わるに合わせてその価値は相対的に変わるからです。 仮に、1度目に飲みに行ったときにお代を相手に任せ、次回に自分が払うことにするとしましょう。 別の場所に飲みに行き、別の人と飲みに行き、違った金額を払うことでしょう。 つまり、1度目と2度目とではその内容が違います。 飲みに行くということから派生する価値が違うのです。 金額の差額は、他方にはいなかった人との出会い、他方には出なかった話題など、 目には見えないけれど確かに自分にとって価値あるものとして残るのではないでしょうか。 貸しを返すときには、借りを受けたときとは状況が変わっています。 金額という絶対的な物差しで計るだけでなく、そこで自分が得たもの与えたものを相対的に捉える―― コレがいつでも必要なコトだと信じます。 もちろん、金銭が関わらない状況においても言えることだと思います。 例え当事者さえ関わっていなくとも、同様ではないでしょうか。
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