2002年06月08日(土) |
アメリカで訴訟を起こす |
タイトルがちょっと大袈裟に聞こえたかも知れないけど、 訴訟社会のアメリカでついにぼくも原告側にまわること になりました。
内容は3月6日あたりの日記にも書いてあると思うが、 近くのガソリンスタンドで大量のガソリン漏れがあり まる1日半、作業のためにアパートから締め出されたのだ。 当日はシャワーも浴びられず、お金も少ししかなかった のでまともに飯も食えず、寝床も夜中12時ごろにようやく 友達の家にたどりついたというありさまで、まさに迷惑 をこおむった。次の日試験もあったが先生に言って自分 は延期してもらったぐらいだ。
その後友人と「いやぁ、訴えたいねぇ」と冗談で言っていたが 話は現実となる。ぼくが日本帰国中に、タンク会社の 保険会社がアパートに来て、数十ドルの現金(実際は小切手)と 引き換えに和解を図ったらしいが不在のぼくは出来る もらえるはずがない。しまった、お金損した!と悔しがって いると、また他の手紙が家に来る。
今度は弁護士からだ。タンク会社のやり方は一方的で、誠意に 欠けているという。例えば子供でも一人一人補償しなくては いけないのに家族として親だけに払ったり、州法で定める 薬物処理の資格をもつ人間が会社に一人もいなかったり、 事故当日だけでなく環境汚染、その後の後遺症などの補償を やりすごそうとしていたり、と不備だからけだそうだ。そこ で弁護士をきちんとたて、集団訴訟をきちんと起こしましょう というが彼らの話だ。実際は弁護士もここぞとばかりに訴訟 で勝ってお金が欲しいんだろうけど。
で今日指定された教会に行き、話を聞き、契約書にサインして 状況を説明する文書に記入をしてきました。彼らの報酬は 買った金額の40%です。これが高いか安いのかわかりませんが 今後この訴訟を見守っていきたいと思ってます。
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