留学先での独り言

2002年07月05日(金) ミシシッピのゴルフ場事情

今日は特に何もなくだらだらすごしたので、昨日の話を。

4連休の始めの日、今日ぐらいはゆっくり好きなことしないと
と思い、ゴルフを思い立つ。帰国したとき1回ゴルフしたけど
アメリカでゴルフをしたのはいつの日か?というぐらいゴルフ
をしてない。これはぼくにとっては異変だ。Van Hookで
メンバー認証のシステムを導入されたのが痛い。

そういえば前からヨハンがやりたいと言っていたので、誘って
みると二つ返事でOK。二人で打ちっぱなしに行くことにする。
いつものTimbertonの前にある無人打ちっぱなし場に行く。
行ってみるとなんとボール販売機は撤去され、ただの野原に
なっていた。ショック。二人は襟のあるシャツを着ていない
のでTimbertonには入れない。

ヨハンは今までコースを回ったことがない。あまり球を打った
こともないという。しかしスポーツはそこそこやっている。
えぃ面倒くさい、いきなりコースに連れて行ってしまえと思いつく。
ヨハンも「しゅういちに迷惑がかからないのならやりたい」と
いうので、安いHilldaleのゴルフ場に向かう。それにしても
人の迷惑を考えるなんてすっかり日本人だ。

59を南に下り、Hilldaleへ。いつものクラブハウスに行くと
人影がない。ちゃりんこに乗ったガキが「クラブハウスは
あっちに移ったよ」と教えてくれる。言われたとおりそこに
行って、出てきたお姉ちゃんにゴルフしたいこと伝えると、
なんとハーフで20ドル要求する。ちょっと待て、ちょっと前
までは学生料金で5ドルで出来たはずだ、というと所有権を
こっちの家が買い取り、値上げしたとのこと。それにしても
上げすぎじゃないか?とヨハンと顔をしかめる。悲しいことに
ここでも良心あるゴルフ場のオーナーが消えた。いつも草の
手入れをしていた人懐っこいおじいちゃん。今は何をしてるん
だろう。

しかしここであきらめない。隣のゴルフ場に行ってみる。
少しは安いかも知れない。ここは10ドルだという。
もともと5ドルの予算だったからだめかな、と思ったらヨハン
からOKが出た。なんだヨハン無茶苦茶やる気じゃんと思う。

カートはヨハンに運転させた。カートの運転は初めてだという。
本人はゴルフ出来る喜びと、カートの運転にまんざらでない。
1番ホールに行く前に練習グリーンでパットとアプローチを
練習する。全く球を触らないでいきなり打つよりいいだろうと
いうおれの親心だ。

でそれからハーフだけだけどヨハンとゴルフした。初めてという
割には球にあたって、球もなくさなかった。コースが比較的短い
のもあって長いクラブを使わずにすんだのも幸いした。ぼくは
久しぶりに自分のクラブの感触を確かめたけど、その割には
それほど悪くなかった。日本で使ってたクラブより、アメリカで
150ドルで購入したクラブのほうが自分にしっくり来るのを実感する。

それにしても今日2つのゴルフ施設がなくなる、もしくは転売される
目にあった。やっぱりミシシッピにも賃上げの並が来ているのだろうか。

注:ヨハンを知らない人へ
ヨハン(Johan)はスウェーデン出身でコンピュータサイエンス専攻の
留学生。日本人とのつきあい長く、日本へ旅行の経験もあり。日本人の
いい加減英語、少々の日本語及び日本の習慣を理解し、彼と一緒にいても
外国人といる気がしない。噂ではもう半分日本人になりかけているとのこと。


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