今日夜に多少時間があったので、図書館にいって衛星版の朝日新聞 を読んだ。しばらくそのコーナーに立ち寄っていなかったので、 うれしいほど読んでいない新聞がたまっていた。もっとも毎日 インターネットでニュースはチェックしているから、メインな ニュースはほとんど知っているんだけど。
案の定、日本人のノーベル賞は大きく紙面が割かれていた。その 人のおいたち、研究と業績、そして仲間の声と何面も使って紹介 されていた。そのぐらい価値のあることだから、これについては 何も言うことはない。めでたい、と思うぐらいだ。それにしても こういうときだけは、普段理系の人間に対する形容詞である、 「変わっている」「頑固」というのが美辞麗句に聞こえてくるから 面白い。
ではアメリカはどうか?というとアメリカ人が受賞しても日本ほど テレビや新聞で大騒ぎしていないと思う。もちろん名誉なことに は違いないが、それほど珍しくもないということか。
一つ興味深かったのが、韓国メディアの記事(インターネット版)。 日本と韓国を比較した上で、韓国の基礎研究に関する投資の少なさ を嘆いていた。日本の9%程度だという。また若者の理科系離れと、 暗記中心の教育体系を嘆いていた。でもこれってどこかで聞いた ことあるでしょ?
ただ韓国という国はよくも悪くもこのようなことでも日本と比較 するんだなぁ、とちょっとびっくりした。スポーツでも技術でも 好き嫌いは別としてライバルなのかと。
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