「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2004年06月22日(火) |
仕事に付いて 分煙 病院とおさらば |
仕事中にハッとする出来事がありました。食欲の無い利用者さんにお茶を2杯飲ませなくてはならない。これが結構大変なのです。毎食毎に、固く結ばれた口からお茶を入れる、吐き出されながら何度も入れる・・。こんな光景の中で介護さんのつぶやき「ご飯の後に、お茶2杯なんて飲めないよね」私はハッとしました。 今の職場に入って半年が経とうとする今、就職した当時受け入れられなかった光景の中に抵抗なく入り、同じ事をしてしまっている私が居ます。こんな時の私の心はロボットになっているのです。 でも、本当は私は人間なのです。私が今日改めてこの事を此処に書いたのは、私はこれから仕事の中で、人間の心を持って業務に入ろうと決めたからなのです。それぞれの老いた姿は、そうなるように生きてきたからだろうと思えます。でもそれでも彼らは人間の心を持っています。考え始めると仕事をしづらくなるのです。
別の見方も出来ます。要するに仕事なのです。仕事の中に楽しみがたくさんあればよいのだけど、そうもいかないときもある。だから、あくまで「仕事」なのです。割り切りという言葉を使っても良いのかなぁ。この言葉で片付けてもよいのかなぁ。分かりません。
仕事中に、退屈で仕事をやめたくなることがあります。でも私は自分の能力と引き換えに給料をもらっていますので、飽きたからといって目の前の業務を放棄することが出来ないのです。そんなときは、その状況で自分が楽しめる方法を探し出せばよいのです。そうすると、そこから逃げ出さずに居られるのです。こんな風にどんな状況でも楽しめる方法を探し出していけば良いのですね。
私はもう少しだけ、自分が持っている大切なものを社会の中で活用しても良いのかなと思っています。私自身が巻き込まれない程度に。それには癒やしの作業が必要なのです。
職場の分煙の件を再度提示しました。私が前回提示してから半年の間に、何度か話し合いはもたれていたようですが明らかな進歩は認められませんでした。そして今日、上司は私の提示した資料を利用しこの問題に付いて考えていくと意思表示をしました。私の提示が受け入れられたとも言えるのですよね。上司は私に「1ヶ月待って欲しい」と言いました。私は一ヶ月の間にこの件がどんな風に動くのかをちょっぴ楽しみにしています。
病気とは人の手で作られる部分が大きいと思います。私はそう確信します。私は自分の体の不調を感じる時に、同時に辛さも感じます。私は「どこかが不調で辛い」と感じる自分の研ぎ澄まされた感覚を大切にしたいです。楽に生きていくために、この感覚をいつも持っていたいです。
世の中はお金で動いています。医療の世界も例外ではないと思います。試験薬を作るにはお金がかかります。試験薬が出来上がれば試験される人が必要になります。高い検査機器を取り入れれば元を取る必要が出てきます。医者ははっきり言って病人が居なければ成り立たない仕事なのです。看護婦は病気で動けない人がいなければ出来ない仕事なのです。それでも医者も看護婦も必要な場面では必要で、世の中にひとつしかない命を助ける事が出来るのです。純粋にそこだけを見ていれば、人の手で新しい病気を作る必要はないのです。そこにお金や権利や、生きていくのに邪魔になるようなものを入れるとおかしくなるのです。私はそんな生き方は嫌です。
私のように、何かあるとすぐに医者に行っていた人も問題なのです。過去には検査をして問題がなければ「安心料」を払ったつもりでいました。実際安心できたからそれでも良いのです。
でもこれからはこの方法をやめることにしました。自分で自分の身体に心を配るのです。きっと大丈夫。 自分の感覚を持って生きていれば・・。
今はまだ私の中の多くは楽になっては居ません。後ろは見ない。前を見よう。
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