「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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夜勤明け。今日は二日休んで三日目の午後から仕事だったので頭の軌道が少し遅れました。日勤で患者さんの急変があり大変忙しそうでした。普段でも精一杯の中で働いているので、一つでも違うことがおきると最低限のことが出来なくなって大変なのです。若いナースさんが「今日はこんなに大変で…だからあれもこれも残っているの。ごめんね」と私に言いました。私が「大丈夫ですョ」と答えると「そんなふうに言ってもらえると…」という返事が返ってきました。私も「あなたに、そんなふうに言ってもらえると…」と言いました。私がなんの想像もイメージも沸かせずただそう思えたのは、思考回路がゆったりモードだったからなのです…。なるようになるというのが私の気持ちだったのです。 けれども私は一晩、気になる患者さんのところへ頻回に訪問し出来ることをして、無事に朝を迎えました。なるようになると思っていたので、なるようになったみたいです。
最後の部屋で発熱した患者さんの氷枕を交換し彼の額の汗を拭かせてもらって、ベッドサイドを整えている時「私は看護の仕事をしているんだなぁ」という気持ちになりました。それから更に、私がそのように出来るのはケアさん達の協力も大きく影響していると思いました。というのは先日夜勤体制の変更があってケアさんの人数が増えたことで、それまでナースがしていた仕事をケアさんが受け持って下さり、その分ナースとしての仕事ができるようになったからです。 私がまだベッドを整えているとき男性のケアさんが来たので「今ねぇ…こんなことを思っていたんだョ」と私の発見を伝えました。ケアさんは「本来みんなそうでなきゃいかん」と言いました。実は彼の言葉の意味は分からなかったのだけど私は彼に「ありがとう!」と言いました。彼は黙っていました。 申し送りで責任者と二人になったとき、勤務体制の話になりました。私は朝の会話を彼女に伝えると「それはいいことだね。でも人数が増えてもしんどいという人がまだ居るのよ。みんな夜勤が大変って言うけど私の時はもっと大変だし他のところはもっと大変なんだから、これくらいどうってことないと思ってるョ」と言いました。私はなんか変だなぁと思いましたが、何が変なのか分かりませんでした。しかし優先順位は申し送りをすることなので話は終わりました。今思えば、私達のフロアのことは何かと比較されることとは違うのですから、その違和感が「何か変」の気持ちになっていたのです。 ところで私は3月に就職してから今日まで試用期間中のまま働いてきましたが、来月から正社員になる必要がありました。このことを決定するために責任者と人事の男性と話をしました。男性に「どうですか?」と聞かれたのでまず「楽しく働かせてもらっています」と伝えると、男性は「楽しくとかそんなことを聞きたいんじゃなくて…」と私に言いました。部屋の空気が上から目線一色になっているのが分かりました。「何か質問は?」と尋ねられたので何にも質問したくありませんと言いたかったのですが、今は正社員になるということをしたほうがいいと思い、今日は何も言わないということをしました。ということで、私は9月1日から正社員になるのです。 生きものの世界ではいつも強弱の世界があり、例えば野生の動物の場合は目の前の相手が自分にとってどうかということは彼らの命に直結しています。だから彼らは自分が生きるためにどうするかを本能で知っているのでしょう。 人間の世界にも強弱がありますが、それは野生に生きる彼らのものとは少し違っていると思います。人間は隣に目の前の相手と仲良くしようとすることができるし、そうしたいように生まれていると思います。小さい子どもは隣の人に自然に興味を持ちます。しかし、その気持ちをつぶしていくのは大人だと思います。 私も大人です。けれども私は、自然な好奇心がもっと広がるように自分育てをしています。私はこんな自分のことが好きですし、もっと自分を楽しみたいです。
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