「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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夜勤明け。呼吸器をつけた患者さんのところへ行くと、いつもその女性は私のほっぺたをなでます。私も同じようにしたり足をくすぐったり、時には指相撲をしたりします。彼女はベッド上の生活ですが指の力が強いです。 最近、若いナースさんとメール交換することがあって、先日私から送信した時に 「Mamo」と最後に書いたら「Mamoって何?」と返事が来たので私のプライベートネームですと説明しました。そうしたら、彼女は病院の中で私をMamoと呼ぶようになりました。仕事中なのでいけないのかもしれないけれど私は喜んでいます。 又、最近時々、カラオケに行こうとかご飯を食べに行こうとかそんな話の中に加わることがあります。私は家が遠いですしプライベートではしたいことがあるのでそちらを優先しますが、ずっと昔にも仕事で仲良くなった人達と遊んで過ごした時期があり、その時の、時間や空間を共有できる友人が居るけれどそこで感じていた自分のなさと、今のように声をかけられたときには遊ぶけれども自分の世界を大切にしているというような、つまり過去に出来なかったことのやり直しをしているような、心の成長に伴う自分の変化を感じるのです。何よりこのような発見が私の喜びになっています。
ところで、先月は病棟カンファレンスに出て残業をしたので時間外手当をつけました。責任者はそのことを評価してくれませんでしたが「医事課で相談してみて」と言いました。そこで医事課へ行くと係りの方は「グレー(管理者は自主参加と言うけれど断れない空気があるという意味だそうです)の部分で腑に落ちないんですよね?」と私に尋ねてくれました。私が「はい。そうです」と伝えると、その方は私の言葉に理解を示して下さって「手当が出せるように動いてみます」と返事をいただきました。私は本当にうれしかったので心からお礼を言いました。 ただ、最後に「うちの病院の方法というのがあって、あなただけ特別なので他の人に言わないで下さい」と伝えられました。私は、テレビの中で見たことのある自分だけおいしいご飯を食べている悪い人というようなイメージが浮かび違和感を持ちました。 私は今までに数回、この話をフロアのスタッフとしたことがあります。私の得た情報は、私の気持ちに沿って持ち運びしていいと思います。私はいつも私を肯定する人にのみ私を語ります。
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