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「生きていくのに大切なこと」こころの日記 DiaryINDEX|past|will
今月初めから新聞の一面に大きく報じられているのは、今月初めに扁桃腺摘出術のオペ中に様態が悪化し脳死状態になった13歳の女の子についてです。新聞記事全部を読み解くことが出来ないままの解釈ですが、しきりに取り上げられているのは、女の子は自宅に戻るのか長期療養施設へ向かうのかということについてです。ここで初めて知ったのは、アメリカでは<脳死は人の死>として捉えられているために、脳死した患者さんがその後の長期療養を受けいれられた例はこれまでないそうなのです。新聞では、アメリカの死生観が変わるきっかけになるかもしれない、などと書かれていました。脳死を人の死として治療を終わりにするアメリカの死生観と、脳細胞は死亡しても心臓が動いているのだから命は存在している、という日本の死生観には違いがありますね。それぞれの、そうする理由は何なのでしょう。
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