「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2015年06月12日(金) 私の常識は世界の非常識

 先日栄養学のクラスで、免疫機能を高める方法についてディスカッションしたときに少し驚いたことがありました。私は「冷たいものを食べ過ぎないこと。体を冷やさないことが免疫機能を衰えさせないための一つの方法である」と発言したのですが、この発言に対して講師から“?マーク30個くらい”の反応が返ってきたのです。講師はこの日「人間の体はそう簡単には冷えない」と言いました。私はこのことに関して小さな裏付けがあったのでなんとか説明しようとしましたが、それはまるでどこかまったく違う世界の人々と語り合っている(別の世界の人々ですけれど)ような感覚になりました。と言われてみると、以前どこかで知りましたが、欧米の人々はあまり冷えを感じることがないそうです。もともとアジア人と標準体温の差がありますし、講師の言うことも当然のように思えました。
 その日、別のアメリカ人の友人達に尋ねてみたところ、彼らも鍼を知っている人が居る、という程度だったのです。私にとって東洋医学は西洋医学よりも馴染みがありごく当然として捉えていただけに小さな驚きを覚えました。それから、私の知っていることは世界のみんなが知っていることではないのだなと思いました。まさしく、私の常識は世界の常識ではないということです。
 その後私なりに考えてみました。私の西洋医学と東洋医学に関する認識は、西洋医学は病気を治療するものであり東洋医学は病気を予防するものです。私の体はまるっきりの健康体とは言えませんし病気はなってしまう時にはなってしまうものだと思っています。そして、それでも病気になったらその回復を手伝える心で生活したいのです。この私の生き方は、東洋医学を利用する方が便利だと改めて思いました。
 そして再び、私の常識は世界の常識ではないのです。


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