いつも 何時でも |
呼んでいる 胸のどこか奥で いつも心踊る 夢を見たい
悲しみは 数えきれないけれど その向こうできっと あなたに会える
繰り返すあやまちの そのたびひとは ただ青い空の 青さを知る 果てしなく 道は続いて見えるけれど この両手は 光を抱ける
さよならのときの 静かな胸 ゼロになるからだが 耳をすませる
生きている不思議 死んでいく不思議 花も風も街も みんなおなじ
呼んでいる 胸のどこか奥で いつも何度でも 夢を描こう
悲しみの数を 言い尽くすより 同じくちびるで そっとうたおう
閉じていく思い出の そのなかにいつも 忘れたくない ささやきを聞く こなごなに砕かれた 鏡の上にも
はじまりの朝 静かな窓 ゼロになるからだ 充たされてゆけ
海の彼方には もう探さない 輝くものは いつもここに わたしのなかに 見つけられたから
今日、言葉はかぎりなく軽く、どうとでも言えるアブクのようなものと受けとられているが、それは現実がうつろになっている反映にすぎない。言葉は力であることは、今も真実である 力のない空虚な言葉が、無意味にあふれているだけなのだ。
ボーダーレスの時代、よって立つ場所を持たない人間は、もっとも軽んぜられるだろう。場所は過去であり、歴史である−
今の自分の場所も 全て 現在という 過去の積み重ねである
2002 盛夏−−
何度かめの 誕生日を 迎える 秒の この瞬間の積み重ねで この年齢を終える
また 更に 新しい 自分に出会うために−
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2002年08月04日(日)
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