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色付のレンズで 入道雲と 太陽の光を見た
サングラスの色が 濃い赤紫
グラスを通して 感じるものは又少し違った
雲の周りも 赤く彩られ
雲から見える 光も 見たことの無い 光を発していた
その光は 雲から天に 放たれていた
髪の色を変えた 黒 しかも 完全に作られた黒
濃い紺のような黒 作られた色だと わかる
存在しない 不自然な 奇妙な黒
とても 不思議な感触に囚われている
こんな色は 存在しないのではとも・・・
けれど レンズを通した 世界も
この髪の黒も 完璧に存在してる
高速から 光を浴びた 飛行機が
空港に向かって 着陸しようと
天から降りてきた
機体は 光を浴びて その形だけ が
きらきらと 輝いていた
夏のマイナスの太陽光は
夏に発する 光の中で
綺麗に 天に向かい
赤紫の雲も
輝いた機体も
烏色の髪も
きらきらと 輝いていた
これはもしかしたら 文字にするべき
出来事ではなかったのかもしれない
夏のある日の 出来事
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2002年08月18日(日)
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