星の王子様


 フランスの作家サン=テグジュペリ(1900〜1944)に『星の王子さま』という作品がある。


 『星の王子さま』のなかに、サハラ砂漠に不時着したパイロットと王子のあいだ

 でかわされる次のような会話がある。

月の光を浴びて輝く砂漠の砂を見つめながら、王子はいう、

「砂漠が美しいのはなぜか。……それは砂漠のどこかに井戸が隠されてあるからだ」と

これに対してパイロットは、「そうだよ、……砂漠の、その美しいところは目に見えないのさ」

とこたえ、人生の大事なものは目に見えないのだ、と心の中でくりかえす。

 たとえばキツネが王子にこう言います。

「肝心なことは目には見えないんだ。」

「きみが、きみのバラの花をとても大切におもっているのは、きみがその花のため

に時間を無駄にしたからなんだよ。」


「きみは、きみのバラの花に責任があるのだ。」そして、王子はキツネのこの言葉

  を聞いて、その意味を反芻するように繰り返します。

「ぼくは、ぼくのバラの花に責任がある…」


 それでは「バラの花」はいったい何を象徴している? 

 答えは おまかせすることにしたいと思います

 感じなければ 真実は見えてこない

 見えては来ないんだよ

 ね♪

 

 
2003年01月14日(火)

EGOISTE-やはりエゴーー / EGOISTE