夢泣



コンビニで 友達が 喧嘩してた

一人が 包丁を取り出して

友達を刺した

watasiは すぐさま駆け寄り 

彼を 抱き上げた 

「 119番して!」 「お願い 早く」

watasiは 泣きながら 近くの人に 哀願する

彼は既に 虫の息で

watasiは

 「何か・・・何か 伝える事は無いの?・・」

泣きながら 聞く

 「彼女に、彼女に、 必ず会いに 行くから・・・・そう・・伝えて欲しい」

 大声で泣きながら    

  「解ったよ そう 伝えるよ・・・」

「解ったから もう喋らないで・・・」

そう言うと 彼は安心したかのように 深い眠りに着いた

watasiは

  声を出して 泣くだけ 泣いた

  これでもかと 思うぐらい 泣き叫んだ


・・・・目が覚めた

   夢 夢だったのか

   watasiは 現実の世界でも泣いていた

   涙を 拭いながら ベッドから起き上がる

 泣きすぎたかのように 頭が痛い 目が腫れてる


   忘れてしまった 泣いた記憶

   泣き叫んだ夢を見て

   泣きたかったのかな? ふと  そう思った

   夢の泣きは 夢でしかありえず


しかし

   夢で泣きつかれて 眠いなんて・・・

   頂けない

 



2003年01月17日(金)

EGOISTE-やはりエゴーー / EGOISTE