2004年03月11日(木) |
友達が日本に帰る日。涙必死に堪える編 |
私がロンドンに来て1番初めに出会った友達であり、「ビリヤード、モンティ・パイソン大好き3人組」の1人でもある友達が今日は日本に帰国してしまうのだ。私は今日学校を早退し、その友達の家に行って空港まで見送りに行く事にした。もう1人の「ビリヤード、モンティ・パイソン大好き3人組」の友達(私と同じ学校に通う)も、もちろん私と一緒に学校を早退してきた。友達の家に着くと、まだ荷物がまとまってないようだった。 友達を空港へ見送りに行こうとロンドン居残り組のたくさんの友人達が家に集まった。 友達は自分の荷物をまとめる事に専念し、私達はその他の手伝いをした。 ごみ捨てや、シーツ・ふとんカバーを交換したりetc.。あとは友達がもう使わなくなった物で役にたちそうな物をロンドン居残り組で分け分けして頂く事にした。こんな調子でほんとに帰りのフライトに間に合うのか?!と私はちょっと不安になった。帰りのフライトの時間があるというのにLandlord(フラット・アパートなどの主人)がまだ来ない。ロンドンではまずフラットを借りるのにデポジット(手付金、保証金、頭金)を払わないといけない。それは借りた時と変らない状態で、何も壊したりしてなければフラットを出る時に全額返してもらう事ができるのだけど。。。。しかしそこが問題なのだ。友達はベットをバキッと折ってしまってるのである(正確には友達の友達が遊びに来た時にちょっとベットの上に立ち上がった拍子に壊れた)。今新聞、本などを積み上げて補強している状況なのである。。。とその時、管理人が来たっぽ〜い。。慌てて、、でもそ〜っと補強をはずし、ふとんカバーでバキッと割れた箇所を隠す・・・よしっ、わからんわからん見た目わからん。さ〜来い来いっLandlord! 友達以外の者は廊下へ出て静かにじっと待つ。。。。。。(沈黙)。。ドキドキ、ドキドキ。。。(沈黙)どうもOKのようだ。Landloadは壊れたベットに気づかなかった。無事デポジットを返してもらえた友達でした。荷物もまとまり気づかれないうちに逃げるように私達はフラットを出たのでした(笑)。。私達と入れ替えに新しい入居者だろうか、、女の子が部屋を見に来ていた。。ベットが壊れてるのに、彼女は気づかずこの部屋を借りてしまうのだろうか。何だか知っているのに言えないなんて、申し訳なく複雑な気持ちになってしまった。一行は空港へ向かう為、A2バス(空港行きのバス 友達の最寄りのバス停から空港まで8ポンド)に乗って行った。。友達はやっぱり寂しそうだった。笑顔だったけど我慢しているようにも見えた。 「絶対空港では泣かないっ!・・・・ん〜泣いちゃうかもっ」て言ってたな。空港へ着く。。少し早めに着いた。。Caféに入って時間まで待つ。。そして出発ゲートへ行く時間になった。 やっぱり友達は泣いてしまった。。あ〜ん、泣かないで〜。私はこういう場面にほんと弱いんだ〜。。 実はこの時めっちゃ泣きそうだったんだけど、必死に涙堪えてたんだ〜っ!。笑顔で友達を見送る事ができた。
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