カウントシープ
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2005年03月07日(月) 危険区域

気の早い送迎会が街中であった。開始10分前についたので、傍にある大きな本屋に入って探している写真集を探す。だが探し物は洋書で、ボクは英語に長けていない。結局背表紙を眺めただけで10分が終わってしまい、未練たらたらで本屋を離れた。

何時の頃からか、ボクは人ごみを沢山歩いているととっても疲れてしまうようになった。犬達と散歩するなら一時間だってテクテクあるいているのに、街ではもっと違うことで疲れるみたい。どうしてかな、空気が悪いのかな、とか思っていたけれど、多分そうではないんだろうな。

他者を意識して気持ちを張って歩き回るというのは疲れるんだ。海外でひったくりに会わないように気持ちを張り詰めて歩いている時なんか最高級に疲れちゃうし、同じ人間を敵とみなくてはならないしんどさがあって。

山を歩いているときはすごく頭がクリアで気持ちがよかった。熊の足跡見つけたときは皆が怖がって下山したけれど、昔は熊がいるようなところのほうが危険だったのに、今じゃそれより人のいる場所のほうが危険なときがあるのだ。


ロビン