カウントシープ
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2005年03月27日(日) 左の法則

ボクは、同じようなものが2つ、どちらを選んでもいいような場面で二者択一する時、必ず左から選ぶようにしている。特に理由はないけれど、選ぶ時迷うのが嫌なので、左と決めているのだ。
必ず左だけ選んでいれば、あの時右を選んでおけば・・・という考えは浮かばない。左を選ぶことは最初から決まっているので、その結果自分が選んだものも、最初から自分のところにくる運命だったと、そういうことにしておけるのだ。

そもそもこの法則は食事の場面から発生した。同じ模様の皿に同じ内容のものが2つ並んでいる。作ったのは相方。さあどっち?という場面で、相方に選ばせると、相方は少なく見えるほうをとる。ボクに食べて欲しいから−という理由だ。
ボクが選ぶ時は、ボクが好きな食べ物はボクが多く見えるほうをとって、相方が好きな食べ物の時は相方に多く見えるほうを相方の席に置く。
でも、大抵はどちらも同じくらい好きだからそうすると相方がいつも少ないほうをとっていくことになってしまう。いつも「どちら?」といわれて「どちらでもいいよ」と答えると不満そうな顔をするので、考え出したのがこの左の法則。子供の頃、左足から歩き始めるというルールがあったので、それを応用したのだ。
待てよそれじゃあ左を多く盛り付けてしまえば相方の思惑通りじゃん、と思うが、よそうときそこまで優劣をつけているわけではない。もともと公平に見えるようによそっておいて、その上での選択なので、本当はどっちが多いかなんて判らないんだけれど、気持ちの問題なのだ。

そうしてできた左の法則は、施行してみると案外便利だったというわけ。癖って知らないうちにできる気がするけれど、これは作為的に作られた癖になるのかな。


ロビン